「黒い三連星」「感動のショットだがや!」激レアな『機動戦士ガンダム』三巨頭集結でブチ上がり!!

1510_gundam.jpg古谷徹の公式Twitter(@torushome)より。

 1985年の開始以来、日本の映画界を盛り上げ続けるアジア最大級の映画祭「東京国際映画祭」(以下、「TIFF」)が今年も開催した。初日にあたる今月22日、『機動戦士ガンダム』における三巨頭が姿を現し、ファンを興奮させた。ただ、三巨頭の登場をニュースで知ったファンからは、「喧嘩しそう」といった声も見られ、いろいろと加熱している。

 28回目を数える今年の「TIFF」は、『劇場版 MOZU』『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』『亜人 -衝動-』といった日本の注目作のほか、『わたしはマララ』『民族の師 チョクロアミノト』『汝が子宮』など、いまいちピンと来ないながらも“確かな”海外作品が数多く上映される。また、“不器用男・健さん”の追悼特集「高倉健と生きた時代」、『市民ケーン』での監督ぶりや『第三の男』で見せた悪役(ハリー・ライム)が今なお語り継がれるオーソン・ウェルズの特集「生誕100年 オーソン・ウェルズ」などの企画も用意。さらに“ガンダム企画”もあるという。

「ガンダムとその世界」と題された企画では、『機動戦士ガンダム』『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』といった初期作品から、『機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』と、わりと最近のものまで20タイトル以上の上映を予定している。さらに、2009年にシリーズ30周年に際して開催された「GUNDAM BIG EXPO」で公開し話題を呼んだ、短編CGアニメ『Ring of Gundam』が初めて劇場上映することも決まっており、注目が集まっている。

 ということで22日、「TIFF」の開催地である六本木ヒルズのレッドカーペットに、『機動戦士ガンダム』シリーズの生みの親・富野由悠季監督、第1作でキャラクターデザインを担当した安彦良和氏、モビルスーツなどのデザインを手がけた大河原邦男氏が揃って登場。3人共、スーツをビシッと決め、紳士然とした格好いいおじいちゃんたちという感じだ。

 会場に足を運べなかったファンに向けてか、一緒に参加したアムロ・レイ役の古谷徹がレッドカーペット前の三巨頭の写真を、「言うまでもないけど、左から富野由悠季監督、安彦良和先生、大河原邦男先生(^_^)」という言葉を添えてTwitter(@torushome)にアップ。ファンからは「す、すげー、感動のショットだがや!」「ああ、もう最高です。泣きそう!」「黒い三連星…ではない…三人とも、すごい…語り尽くせない…」など、多くのリプライがされた。

 また、ネットでも「さすが昭和の偉人は日本人体型で安心した」「かわE」「3ショットってガンダム放送開始から初めてじゃないか? 富野と安彦の対談も見たことないのに」など、喜ぶ声が上がった。

 ただ、それぞれ“推し巨頭”が違うのか、「大河原さんが一番人が良さそう」「それじゃまるで富野と安彦が性格悪いみたいだろ」といった争いや、「若い頃の安彦はコロコロした子犬みたいでかわいげがあったのにね。お禿は昔とあんま変わってない。大河原はむしろ歳とって渋いイケメン化したわ」という総論。また、「本当はもう一人、星山さんが…」「初代ガンダムの成功は、脚本の星山博之の功績が大きい」「ざけんな、一番大事な星山がいねえだろうが! イタコに頼んで呼んでこい」など、『機動戦士ガンダム』の脚本を担当した故・星山博之氏を偲ぶ声も見られた。

 さらに、「なんで、ひとりだけ野球帽かぶってんの?」「なんで巨人の帽子被ってんねん。野球賭博してるやろ!」と指摘する声や、「すげー仲悪そう」「いつ殴り合いが始まるかハラハラする」「大島渚と野坂昭如みたいに殴り合いしろよ」「この後、楽屋で殴り合ったらしいね」と、不仲に期待するようなファンまで……。平均年齢約70歳の『機動戦士ガンダム』三巨頭による3ショット。写真ひとつでこれだけ盛り上がることもなかなかないので、今回を機に、たびたび揃って姿を現してほしいものだ。

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