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「控えめに言ってクソゲーだよなこれ」開発者自画自賛のAIと共に戦う『ポケモンコマスター』に賛否両論!!

――日夜膨大な量がリリースされるアプリゲーム関連情報。注目情報から世間の反応までを概観します。(週2回更新予定)

■『ポケモンコマスター』

1604_app88.jpg『ポケモンコマスター』公式サイトより。

 株式会社ポケモンとHEROZが4月12日、『ポケモン』のスマートフォン向けゲームアプリ最新作『ポケモンコマスター』をGooglePlayで配信開始した。“ポケモンと人工知能(AI)”という組み合わせを楽しめる戦略対戦ボードゲームとなる同作に、「ゲームバランスが良くて面白い」「頭脳戦と人生ゲームの様な運要素が合わさって無限に近い戦略性を生み出す」と好評の声が上がっている。しかし、一方で「なんなのこのクソ運ゲー」「ポケモンだからとりあえずやったけど苦行だった」との声も上がり、賛否両論が巻き起こっている。

 ゲームの進め方は、相手側のゴールに先にフィギュアを到達させたほうが勝ちというシンプルなもので、どのルートから攻め込むかの駆け引きが勝敗の鍵となる。フィギュアをゴールに進めつつ、自分のゴールを守ることも大切だ。そして、相手のフィギュアが前に立ち塞がって先へ進めない時は、“バトル”して決着をつける。このバトルに勝利すると、相手のフィギュアはフィールド外のポケモンセンターへ送られる。ワザを繰り出す“ルーレット”も勝利を手繰り寄せるために重要だ。そして、もうひとつ重要なのがタッグを組む“AI”の存在。AIは、自ら最適な一手を判断して自分の代わりにフィギュアを動かしてくれる心強いパートナー。AIを使いこなして強敵を倒そう。

 そんな『ポケモンコマスター』に、株式会社ポケモンの代表取締役社長・石原恒和氏は「AIの存在により、『ポケモンコマスター』は、ポケモンとボードゲームのもつ戦略性の高さを好まれる方にはもちろん、多くの方に楽しんでいただけるゲームに仕上がりました」と自信のコメント。

 また、HEROZの代表取締役CEO・林隆弘氏も「AIと共に戦うという新しい遊び方は、ボードゲームの世界に一石ではなく、隕石を投じるくらい、世界を驚かせることができるのではないかと期待しています」と、今後のAIゲームの普及に『ポケモンコマスター』が一役買うと自信を覗かせた。

 そんな同作を早速プレイした人たちからは「ゲームに戦略性があって、意外なモンスターに強力な技が当てられていたりでハマる」「運重視に見えるけど相手に合わせた戦略が重要な良く出来たゲーム」といった好評の声が。しかし、一方で「クオリティーは良いけど面白いかというと今のところ微妙」「運ゲー過ぎるから廃課金者が課金せずに終わりそう」「控えめに言ってクソゲーだよなこれ」との声も上がっている。

 また、「ポケモンも遂にガチャか…」「ガチャあるならやらなくてええわ……」「ガチャ確率絞りすぎやろ」「最高レアリティのキャラはガチャでしか入手できんとか糞ゲーすぎる」と、ガチャ要素が採用されていることに批判的な声も多い。

 しかし、『ポケモンコマスター』を起動すると“このアプリは最後まで無料で遊ぶことができます”と表示され、未成年者が利用する場合、保護者の許可を得てから有料アイテムを購入するよう注意が呼びかけられる。また、ガチャには年齢別の制限が用意され、19歳以下は月1万まで、20歳以上では月5万までとなっている。

「運ゲーだと思ってたけどストーリーが進むにつれて配置とデッキもかなり重要なのが分かった。ごり押しの廃課金に、頭を使う無課金が勝てるのもいいわ」と、ゲームバランスを評価する声も上がっている『ポケモンコマスター』。現在、ガチャ課金問題で規制を設けるべきとの議論が続いているが、『ポケモンコマスター』のゲームバランスとガチャのバランスはほかのソーシャルゲームも見習うべきなのかもしれない。ちなみにiPhone、iPadへの対応は鋭意開発中とのこと。近日中には配信予定らしいのでもう少し待とう。

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