2015「カバーガール大賞」は石原さとみ! ではアニメ「2015年カバー大賞」はどの作品だったのか?

「Newtype」(KADOKAWA/1985年創刊)
『ファイブスター物語』:2回
『新世紀エヴァンゲリオン』
『劇場版 PSYCHO-PASS』
『アイドルマスター シンデレラガールズ』
『Fate/stay night』
『終わりのセラフ』
『バケモノの子』
『弱虫ペダル』
『心が叫びたがってるんだ。』
『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ』
『ハーモニー』『虐殺器官』

<合計>
『銀魂』:5回
『黒子のバスケ』:5回
『終わりのセラフ』:3回
『『映画 ハイ☆スピード』:2回
『ファイブスター物語』:2回
『うたの☆プリンスさまっ♪』:2回
『弱虫ペダル』:2回

 というわけで、アニメ三大誌の「2015年カバー大賞」は『銀魂』『黒子のバスケ』の2作品が受賞、という結果に。『銀魂』は15年4月より第3期TVシリーズの放送開始、さらに12月からはシリアス長編“将軍暗殺篇”へと突入と話題豊富だったうえに、長期シリーズとあって、男女問わずに人気があり、グッズや雑誌などの購買力も高めな作品。

『黒子のバスケ』も、17年に続編『黒子のバスケ EXTRA GAME』が劇場での公開、さらにTVシリーズをまとめた総集編も劇場での上映が決定するなど、特に女性アニメファンに根強い人気を持つ人気シリーズ。2作品とも、多く表紙に起用されるのも納得できる作品だ。

 とはいえ、『銀魂』も『黒子のバスケ』も、TVアニメとしては長期シリーズの類に入る。15年は『魔法少女まどか☆マギカ』や『進撃の巨人』、『ラブライブ!』のような、新規の大ヒット作がなかった年、ともいえるのかもしれない。

 また、女性読者人気が高そうな作品を中心に手堅く展開する「アニメージュ」、基本は女性読者向けだが、時々意外な作品を表紙に持ってくる「アニメディア」、自社作品を中心に、独自ラインナップを押す「Newtype」と、“老舗アニメ専門誌”と一口にくくっても、かなりの違いが見て取れたのも興味深いところ。

 2016年はどんな作品がカバー大賞に輝くのか。現時点では『おそ松さん』が大量リード中だが、その差をひっくり返すような作品が今後登場するのか。期待して動向を見守りたい。
文/馬場ゆうすけ

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