TVアニメ『ハルチカ~ハルタとチカは青春する~』ED曲「空想トライアングル」で新境地を切り開いたChouChoインタビュー

1602_ChouChoED.jpgEDでのチカ。手前のが歌詞にあわせた“ひらひら”

■「トライアングル」というキーワードにたどりつくまで

――ChouChoさんは偶然ですが、これまで『ガールズ&パンツァー 劇場版』主題歌「piece of youth」や、TVアニメ『氷菓』OP「優しさの理由」など、学園ものアニメのタイアップソングが多いですよね。『ハルチカ』も学園ものですが、また違った印象を持たれたのでは?

ChouCho 『ハルチカ』はテーマだけ見ると重たいものもあったりするんですけど、躍動感のあふれるキャラクターたちのおかげで、物語全体が「色とりどり」という感じがします。(5話の)「エレファンツ・ブレス」は戦争を題材にしていて、印象的だったし、泣いてしまうような重さもありましたけど、後味の印象でいえば軽やかな要素もあったなと思います。

――「空想トライアングル」を作詞するにあたり、どういったものをヒントにしたのでしょうか? 

ChouCho 曲をいただいた時、メロディーにリズムがある曲だなという印象を受けたんです。このリズミカルなメロディーにハマる言葉は何だろう……と原作を読みつつ考えたら「三角関係」というキーワードがあったんですよ。そこから「トライアングル」という響きにたどりうきました。言葉自体にもリズムがあるワードですから、サビの一番インパクトのある部分に入れたいなと考えて、サビ頭の歌詞に入れています。
『ハルチカ』の物語って、普通の三角関係ではないんですよね。そんな三角関係の要素も入れて、青春時代にある思春期特有のちょっと言葉で表現できないような感情も歌詞に込めています。細かい部分に青春感を入れて、「五線譜」などといった吹奏楽を連想させるワードも入れました。
 最初にアニメの制作陣の方から歌詞のイメージをいただいて作りだしたのですが、あまり原作のミステリー要素に引っ張られずに青春のキラキラした感じを表現して下さいという指示もあったので、こういった形になっています。今回の曲は今までとタイプが違うので新鮮でしたね。リズミカルなメロディーに合う言葉を探してくいくのは楽しい作業でした。

――アニメ自体も後半戦に差し掛かってきました。実際にエンディングで流れている映像を見た時の印象はいかがでしたか?

ChouCho 物語の最後にイントロが重なってくるところが、すごく好きなんです。そこから私の歌が始まるんですけど、歌詞にある「ひらひら」という部分に映像がリンクして花びらが落ちるんですよ。すごいですよね。さらに私服姿の大人っぽいハルタくんが出てきたりもするし、毎回新鮮な気持ちで見ています。

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