「売れたのは感慨深いなあ」A応Pアルバム発売決定(!)も「おそ松さんのブーム過ぎたらこの人たちも終わりだろうね」

1602_aop.jpg『荻野沙織』のTwitter(@sasaodoru)より。

 腐女子を中心に大人気、今いろいろな意味で最も話題のアニメ『おそ松さん』(テレビ東京系)。同作の第1期のOP主題歌「はなまるぴっぴはよいこだけ」、第2期のOP主題歌「全力バタンキュー」を歌う6人組のガールズユニット「A応P」が21日、東京・新宿BLAZEでグループ史上最大規模となる単独ライブ「『A応PなないろプロジェクトLIVE』~ここから始めて、地球あちこちワンダホー!~」を開催。このライブでは、目標動員数として掲げていた777人を上回る会場キャパいっぱいの約800人を動員した。このノルマ達成により、A応Pは見事ファーストアルバムを発売できることに。

 この決定にリーダーの荻野沙織はブログ「荻野にできること!」で「ずっと夢見てたアルバム。みんながくれたチャンス。絶対素敵な作品にするからね。楽しみに待っていて欲しいです!!」と感謝と意欲の言葉を綴った。

 アルバム発売にはファンも「A応Pアルバム出すんだねー!めっちゃ嬉しい」「あめでとうー!ますます躍進していくA応Pを近くで見れて嬉しいよ!」と大喜び。中には昔からのファンと思われる人が「A応Pが売れたのは感慨深いなあ。でも気がついたら小森がいない…」とも口にしていた。

 A応Pは2012年、アニメ専門チャンネル「AT-X」と「日経エンタテインメント!」(日経BP)が共同で実施したアニメ応援プロジェクト「アニメで戦う女の子!!」で募集した、アニメが大好きな女性メンバーからなるユニット。同年9月には荻野沙織、小森未彩、桜奈里彩、清水川沙季、巴奎依、樋崎悠里子、広瀬ゆうきの7人で結成し活動を開始。『東京ゲームショウ2012』に出演すると、同年10月にはファーストイベントも開催した。

 しかし2013年には樋崎悠里子が脱退、さらにCDデビューを果たすもオリコンランキングは圏外と厳しい状況は続いた。翌2014年にはTVアニメ『監督不行届』、『ダイヤのA』(どちらもテレビ東京系)でそれぞれエンディングテーマを歌うなどの活動をするも、2015年7月には小森未彩、清水川沙季も脱退。グループは存続の危機に陥っていた。

 しかし2015年8月、天音まりな、福緒唯、水希蒼の新メンバーが加入、そしてTVアニメ『おそ松さん』で「はなまるぴっぴはよいこだけ」がタイアップとして起用された。これで人気は爆発し、「謎の中毒性!」「生まれて初めてアイドルという存在を認めた」「またすごいのが出てきたなぁ」と新規のファンを次々に獲得していったのだ。

 正直、ほとんど売れていなかったA応Pがいきなり『おそ松さん』の主題歌を任されることに、「最初から応援してたんだが、オープニング曲に抜擢されたときは歓喜した」と当初は驚きの声も多くあったほどの、異例の大抜擢だった。しかし「はなまるぴっぴはよいこだけ」はアキバ総研のアニメポータル「あにぽた」が実地した「2015秋アニメOPテーマ人気投票」で2位となるほどの支持を集めた。

 結果A応Pは事実上『おそ松さん』に救われる形となり、中には「おそ松さんでこの子達知った」「おそ松さんが無かったら無名で終わってただろうね」との意見も上がっているが、「ダンス上手いよね、表現力のほうが特に」「応援したくなる頑張れ!」とアイドルとして評価をする声も。A応Pは今後、さらに飛躍していけるだろうか。「おそ松さんのブーム過ぎたらこの人たちも終わりだろうね」との声もあるように、『おそ松さん』が終了した後が彼女たちの正念場だろう。

『おそ松』の経済効果、すごいなぁ。羨ましい…

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