「『ハイキュー』以外なれるもんない」「『ヒロアカ』は3番手には入る」 ラスト5回で終了の『暗殺教室』、穴はどの作品が埋める!?

――発行部数約260万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

1602_jumpreview12.jpg「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

 2月22日に発売となった「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2016年12号、表紙と巻頭カラーは『暗殺教室』。ラストまで残り5回となったことを受け、最初のページでは、これまでの歩みをざっくりと紹介している。

 12年7月、31号から連載が始まった松井優征氏の『暗殺教室』は、同年の「2012年コレ読んで漫画ランキングBEST50」で1位を獲得。翌年、「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」、「このマンガがすごい!2014年」オトコ編でも1位となり、昨年にはTVアニメ化&実写映画化された。今年に入り、TVアニメ第2期がスタートし、3月25日からは実写映画『暗殺教室 -卒業編-』が公開となるが、その『暗殺教室』もいよいよ連載終了。

 読者からは「ラストスパートなのか、寂しい」「やっぱり新年度になるときに終わっちゃうんだ。悲しすぎて最後読めるかな」「終わったら磯貝くんに会えなくなってしまうじゃないか」「殺センセーとE組のみんなが幸せになる終わり方がいいな」など、悲しみの声が上がっている。また、すでに「『暗殺』終了したら『ジャンプ』2番手は何になるの?」といった声も。

 不動の大エース『ONE PIECE』に続く2番手については、ネット上の読者からは「『ハイキュー』以外なれるもんないんじゃね」「『ハイキュー』しかない。なんやかんや熱いし売上もアンケもいいからな」「『ヒロアカ』は『ハイキュー』を超えるかわからんが、3番手には間違いなく入るだろう。4番手は普通に『ソーマ』で問題ないか」「ワンピ以外だと『ハイキュー』『ヒロアカ』『ソーマ』『相撲』。あとは『ブラクロ』くらいか」と、『ハイキュー!!』との見方が強いようだ。

 ただ中には、「『ハイキュー』が2番手で何が嫌かって、巻頭が増えるだろうってことだな」「ネタ切れ出がらし状態の腐敗キュー。無理やり引き伸ばしで見苦しい。毎週淡々と点取り合ってるだけの内容見て、読者は何が楽しいの?」という否定的な読者や、「『暗殺』抜けたら『ハンター』が2番手に戻ってくるから」と希望的観測をする読者も見られる。「『銀魂』も終わりに向かってそうだしな」「『ブリーチ』も最終章だし、暗黒期突入だろ」という声もあったりするだけに、どの作品にも期待したい。

『暗殺教室』以下、『僕のヒーローアカデミア』『食戟のソーマ』『鬼滅の刃』『斉木楠雄のψ難』……と続く今号の「ジャンプ」。新連載第2回でセンターカラーの『鬼滅の刃』は、早速人喰い鬼とのバトルが繰り広げられたのだが、読者からは「アクション描くの苦手すぎだろ」「『シリアスな笑い狙ってるのかな?』ってところが多かった」「急にギャグマンガに成り下がっててビックリした」「全体的にギャグマンガみたいになってる」など、酷い言われよう。しかし、それを逆手にとって「編集も読者もネタマンガとして捉えて作者だけがマジメ。これができれば、すげー面白いマンガになるぞ。『彼岸島』(講談社)のような」という意見も。作者・吾峠呼世晴氏の意図はわからないが、少なからず読者の気は引いているようだ。

 読者も最終章を指摘する『BLEACH』は、前号に引き続き、「夜一かわいい」「夜一さんが顔を舐め回すとか、何これすごい」「夜一がかわいいからアンケ出すわ」「俺の夜一さんが気がついたら、見え透いた萌えキャラになってた。けど、かわいい」と、夜一が好評だった。最後の流れから「ついに浦原さんの卍解か」という声もあり、次号もだいぶ盛り上がりそう。紅姫の卍解、どんなんなんスかね。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社)

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