橋本昌和監督が手がけた『TARI TARI』は人数不足による廃部を免れるために、合唱部の5人が頑張るというドラマが作品の柱となっているし(現在放送中で、同じく橋本監督作の『ハルチカ~ハルタとチカは青春する』の舞台・吹奏楽部も廃部寸前)、思えば『けいおん!』シリーズも当初は人数不足で、部員集めから物語は始まっていたりと、“廃部寸前から始まる部活もの”も含めると、相当な数になりそう。
社会人になるとそうでもないが、やはり学生の間は「学校や部が無くなってしまう」というのは大事件だし、「大事な場を守らなきゃ!」とキャラクターたちが覚醒したり、成長したりといったドラマも仕込みやすいのだろう。少子化の日本、“廃校・廃部”をドラマの根幹に結びつけたアニメやマンガ、ライトノベルはさらに増えていくのかもしれない。
SMAP解散・独立騒動がどんな展開を繰り広げていくのか、その辺の取材や予想は大フィーバー中の各スポーツ紙や各週刊誌にまかせて、“廃校・廃部”作品にこっそりと注目してみようと思う。
映画『メジャーリーグ』やコミック『ラストイニング』とか、スポーツものだと「負けたら解散!」みたいな展開は多いよね
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