「声優のくせに偉そう」「ボランティアではないので当然」 カドカワ取締役・浜村弘一「ゲーム実況が盛り上がらないのは声優側に非」!?

1510_hamamura.jpgYouTubeエンターブレイン動画チャンネル『浜3(ハマサン)』より。

 ゲーム誌「週刊ファミ通」(KADOKAWA)の元・編集長で、現・カドカワ(旧KADOKAWA・DWANGO)取締役の浜村弘一氏。“浜村通信”の名でゲーマーにも親しまれる同氏が、昨今溢れるスマートフォン用ゲーム(以下、スマホゲー)や、ゲーム実況について語った。その中には、“声優業界”に対する発言も見られ、ゲーマーや声優ファンはさまざまな反応を示している。

 今月16日、カドカワ社内で実施された講演「ゲーム産業の現状と展望<2015年秋季>」。講師を務める浜村氏は、「人気のスマホゲーは長くプレーされ続ける傾向がある」「新規スマホゲーはその状況を打破すべく、CGに凝るなどして、3億~5億円という家庭用ゲーム並みの費用をかけ制作している」「中には10億円のプロジェクトもある」など、スマホゲーの状況を説いた。

 さらに、『スーパーマリオメーカー』(任天堂)をはじめ、何かと話題のゲーム実況についても言及。「海外のゲーム会社は『Minecraft』(Microsoft)の動画の成功により、動画のアップを認める風潮にある」「対する日本は、ゲーム実況に消極的。コミュニティー強化の妨げになっている」と指摘した。また、以下のような例も紹介。

「メーカーは認可しようとしたが、ゲームに声を入れている声優サイドが嫌がった」

 

 この浜村氏の発言に、そもそもゲームに声優を不要と思っている人は、「うぜえな声優」「調子のんなよ」「声優のくせに偉そう」「声優みたいなバイトでやれそうな仕事を食わせるために、面倒なことになってんだな」といった声を上げている。中には、「ゲームに声優使うのやめればいい。感情移入できないわ」「声要らないから、これを機に声優使わなくしてほしいわ」と、声優の排除を求める人も。

 一方、声優ファンは「だって、声優に金いかないじゃん」「ボランティアじゃねんだから、当たり前だろ」「声優側は当然の権利を主張してるだけ」「配信を許してしまうと声が無料で使われることになるから」「声優業界は、いかなる状況下でも声が無料で使われることを嫌がる」「声を売り物にしてるんだから、そりゃ事務所は嫌がるんじゃね」など、声優側を擁護。確かに、お金が発生しないのに許していたら慈善事業となってしまう。

 また、「ゲーム実況なんてあっても邪魔なだけだから、結果オーライ!声優サイドよくやった」「そもそも何故、ゲーム実況をしたいのか。観る側も他人がやってるのを観て喜ぶとかどうかしてる」と、ゲーム実況自体に疑問を感じている人も……。

 他にも、「何が嫌だったのか、まず理由を聞かせてほしい」「PC版で日本語音声無くなるのって、声優側の権利の問題とかあるんだろうか」「埋もれてる声優使えばいい。いくらでもいるんだから」「太ったな、浜村通信」など、さまざまな声が上がった浜村氏のゲーム展望。最近ではゲーム実況で荒稼ぎする人も見られ、アメリカでは約5億3,000万円の豪邸を建てるまでに至ったイケメン・ゲーム実況者まで現れている。それだけ視聴者も多いわけだが、混沌とし始めているのも事実であるし、この辺できちんと定めておくのもいいのかもしれない。

「声優のくせに偉そう」「ボランティアではないので当然」 カドカワ取締役・浜村弘一「ゲーム実況が盛り上がらないのは声優側に非」!?のページです。おたぽるは、コンシューマーゲームゲームの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!