ティーン誌「ピチレモン」休刊で、読者層よりハロヲタ&大きいお友達が大ショック!?「寝込むわ…」

1509_pichile.jpg『ピチレモン』公式サイトより。左、佐々木莉佳子。右、関りおん。

 ティーン向け女性ファッション誌「ピチレモン(PICHILE)」(以下、「ピチレモン」/学研パブリッシング)が、10月31日発売の12月号をもって休刊することが発表された。先頃発売された10月号の表紙に、ハロー! プロジェクトに所属するアンジュルム(旧・スマイレージ)の佐々木莉佳子(ささき・りかこ)が登場し、ファンを喜ばせていただけに、休刊を嘆く声は多い。

 1986年3月、“女の子が初めて手に取るファッション誌”をキャッチフレーズに産声を上げた「ピチレモン」。小学生~中学生を中心に、ファッションの入門書的な雑誌として愛されてきた。また“ピチモ”(「ピチレモン」モデルの略称)卒業生は宮崎あおい、栗山千明、夏帆など、その後活躍する女性が多く、同誌は“アイドルや女優の登竜門”として“大きいお友達”も注目していた。

 今年6月、創刊30周年を迎えたことを機に、タイトルロゴをカタカナ表記から英語表記の“PICHILE”へ。また、キャッチフレーズを“今より3歳オトナの自分になるっ!”に変更し、新たな出発を切ったばかり。そして、2014年7月号より“ピチモ”に加わったアンジュルム・佐々木の更なる活躍に期待が高まる中での休刊となってしまった。

 これには『ピチレモン』ファンの“大きいお友達”も、「マジかよ」「雑誌不況の波がピチレにも…」「寝込むわ」と落胆している。中には、冗談交じりに「飛び降りてきます(笑)」などと述べるファンまで。

 佐々木ファンのショックも大きく、「うわあぁぁぁ!」「表紙きたばかりやん」と嘆いている。さらに、「お前らが雑誌買わないからだよ!」「今から10冊買ってこい」と、ファン同士で休刊原因のなすり合いを始めてしまった。

 ただ、ハロー! プロジェクトのファン以外からは、「ハロプロモデル程度じゃ起死回生できなかったか」といった声が……。さらに「ハロプロは疫病神なんだよ」「飯窪なんたらも『ラブベリー』終わらせたもんな」と、モーニング娘。’15・飯窪春菜がかつて専属モデルを務めていた『ラブベリー』(徳間書店)も12年に休刊していることを例に出し、ハロー!プロジェクトの求心力・集客能力の低さを『ピチレモン』休刊の原因に挙げた。

 今年に入り、芸能界に入りたい人向けのオーディション情報誌「月刊De-View」(オリコン・エンタテインメント)や、プラモ・GK情報満載の新感覚ホビー誌「電撃 HOBBY MAGAZINE」(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)をはじめ、多くの雑誌が休刊している。また先月、宝島社から刊行されていた人気雑誌「CUTiE」と「宝島」までが休刊し、読者に雑誌不況を肌で感じさせている。

「ピチレモン」を発刊していた学研パブリッシングは、今後同誌で培ったローティーン女子のマーケティング・データを活かし、“紙媒体というメディアに限定せず”コンテンツ作りをしていくとのこと。今頃社内では、「新たなコンテンツを生み出せ」と、口をすっぱくして言っているのかもしれない。

Pichile(ピチレモン) 2015年 10 月号 [雑誌]

Pichile(ピチレモン) 2015年 10 月号 [雑誌]

今より3歳オトナの自分になるっ!

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