低年齢のアイドルである“ジュニアアイドル”。元AKB48の大島優子やももいろクローバーZの佐々木彩夏といった、今なお支持を集める有名人を輩出する一方、写真集やイメージDVDでは露出度の高い水着などでエロを彷彿とさせる行為をしている場合もあり、児童ポルノ禁止法の観点から問題視されることも多い。そんな中、元ジュニアアイドルでタレントの小川満鈴が、今月2日と5日に自身のTwitterで“ジュニアアイドル界の闇”を暴露し、話題になっている。
まず、小川はジュニアアイドルの金銭事情を明かす。小川いわく、「ジュニアアイドルとして活動をしている子達は、家庭環境が複雑な子が多い」ため、ジュニアアイドル稼業で生活費を稼ぐ子も少なくないという。イメージDVDの出演料は1本20万円前後で、事務所や人気度によって変動。ごくまれなケースながら、売れているジュニアアイドルの中には、イメージDVDの売り上げの数%がギャラになる場合もあるとしていた。
そんなジュニアアイドルの将来について、小川は「過去の経歴が原因でまともな人生が歩めず 大人になった今も就活に支障が出たり陰口を叩かれ傷ついたりしている子もいるのです」と、現状を憂う。ジュニアアイドルはまともに学校に行っていない子や、中学時代にいじめられた恐怖心から定時制の高校に通う子も多いとした上で、学校に通えたところで、結局は中退してしまう子がほとんどだというのだ。果ては、夜の仕事に足を沈め、金銭感覚や異性関係もだらしなくなって妊娠した後、シングルマザーになる子もいるとも。
そんなジュニアアイドルたちを、小川は“洗脳された宗教団体の信者”に例えている。ご機嫌取りをしてくれる現場のスタッフにちやほや“お姫様扱い”され、だんだん快感を覚え、大人になってもグラビアアイドルとして活動を続けたり、「着エロ」に進んだり……。しかし、続ければ続けるほど、求められるものは過剰になっていき、抜け出せなくなるというのだ。
「殆どのジュニアアイドルが出世は望めません。そのように仕組まれている一種の黒組織なのです」と綴った小川。元ジュニアアイドルの中には前出の大島優子、佐々木彩夏、長澤まさみ、成海璃子といった“成功者”もいるが、まばゆい光は色濃い影も作り出しているようだ……。
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