持ち回りでプロデューサーも担当します!

血染め絶唱? 観客襲撃? LinQ・伊藤麻希がプロデュースした『この5人を秋葉原でどう魅せるか公演』レポ

『あの街の空』によって会場に温かな空気が流れてる中、暗転の中から浮かび上がったのは、血染めのタイツと手首に包帯、顔もうっすら血化粧の伊藤麻希。「好き……好き……すきすきすきすき結婚してえええ!!」の絶叫と共に始まったのは『Telephone』だ。 150209_linq03.jpg 150209_linq04.jpg 「アイドル辞めたら嫁にもらってえええ!! 殺したい! 大好き愛してる!」の叫びから歌われる歌詞は、いつもとはまるで違うものに聴こえてくる。さらに、ステージを降りて観客を襲い出したりと、いろんな意味でこの日のクライマックスとなった。  そして、そんな情念込みの歌を引きずりながら聴く『さくら果実』の戸惑わされる感覚もまた、二度とないだろう。そして、ガラリと空気を変えたのが姫崎の別名amihimeの『シンジルツヨサ』、桜&amihimeによる『カラフルデイズ HAKATA Track』。カラフルなイチゴ柄ワンピースの愛美ちゃんとモノトーンのamihimeが交錯するダンスも新鮮で、そうしたビジュアルも考えた上での組み合わせならば、伊藤P、あらためてお見事! 150209_linq05.jpg  続いて、伊藤Pが「今後やってみたい公演」について2人に話を聞くMCコーナーから、公演ラストは『for you』、そして血染めの包帯を振り回して歌う『ゴーイングマイウェイ』。伊藤Pは、「私がプロデューサーなら(彼女の見せ場のある曲)『カロリーなんて』絶対入れてくるだろうと思ってた人いると思いますけど、入れなかったのは”攻めの姿勢”に出たからです」と、セットリストについてもその思いを語っていた。  ちなみにこの日、北海道は札幌でLinQ全国ツアーがスタート。また高木悠未は初舞台となる『灯籠』の初演と、3ヶ所でLinQメンバーがそれぞれ活動していたことになる。その中でここを選んできた客に、まさに”爪痕”を残してやろうとする伊藤Pの思いはしっかりと観客に届いていた。そして、この日の「3人公演」「『カロリーなんて』なし」という要素は、そのまま「次回どうなるんだ?」という期待感につながる。 150209_linq06.jpg  この日の動員数は、プロデューサー続投の最低ライン・150人を無事に越えて、伊藤麻希2度目のプロデュース公演が決定。後日、次の伊藤P公演となる3月5日(木)「この5人を秋葉原でどう魅せるか公演」Vol.10には、伊藤麻希・木村早希・由地成美・北山真緒・天野なつの出演が発表された。何かと次回のハードルが上がった初プロデュース公演だったが、またガラリとメンバーが変わる公演で伊藤麻希が人をどう魅せてくれるのか、楽しみでしかたない。 (文・写真/大坪ケムタ)

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