正月休み中にプレイしてほしい！ 「フリゲ2014」にもランクインしたパズルシューティング『ムラサキ』を徹底紹介

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■『ムラサキ』の魅力その1　紐解かれる『ストーリー』

　ゲームの流れはこのような感じで、『ムラサキ』は一体どんなお話なのでしょうか。一言で言えば“世界が爆発しそう”という（笑）。始まったときは一体何のことやら……と思うでしょう。しかし、カタテマ作品の特徴はやりこむとひとつずつ詳細がわかっていくというもの。

　どういう世界なのか？　キャラクターたちやボスたちは一体何なのか？　ステージに出てきた“アレ”は何だったのかなどについて、条件を満たすとひとつずつひも解かれていくのです。楽しくやりこみながらも世界の謎がどんどんわかってくるといった流れはとても心地が良く、病みつきになること間違いなし！

■『ムラサキ』の魅力その2　美麗な音楽たち
　ゲーム内でも楽器が登場する『ムラサキ』は、“音楽”も注目してほしいところ。ゲーム内の「実績」を解除すると「コレクション」内で聞けるのですが、作業中のBGMに流したくなるほどの魅力があります。優しく柔らかい曲から、いかにも“戦闘”といった高まる曲まで、またとあるシーンにぴったりの壮大なものまで揃っています。

■1分でわかる!! 『カタテマ』ゲームの魅力
　そんあ『ムラサキ』を発表しているカタテマは、ほかにも魅力的な作品が。興味のある作品はぜひともプレイしてほしいです。

カタテマより。

『愛と勇気とかしわもち』
『愛と勇気とかしわもち』は、お菓子が大好きな『あい』ちゃんのお話。画面にあるお菓子たちを縦・横・ななめのどれかに4つ並べることで消すことができるパズルゲームです。もちろん連鎖もあるため決まると爽快!!　夢中になってしまいます。しかしこのゲーム、かわいくほのぼのとしたように見えますが、実はそうではありません。ストーリーの中に“ホラー”の要素が隠されているのです。それは遊び続けることでわかっていくのですが……。どこか哀しく切ない話にいつしかあなたは引き込まれていくことでしょう。

『いりす症候群』
『いりす症候群』もパズルゲームで、マウスの左クリックで四角い何かを飛ばし（右クリックではスピードの速い四角い何かがでます）、落ちてくる図形を同じ色同士でぶつけて連鎖させていきます。図形は、下に落ちると腐ってしまいゲージが減ってしまいます。ゲージがなくなればゲームオーバーに!!　また、上手に消していくとレベルがあがり、図形の色も増えてだんだんと難しくなっていくんですよね。

『いりす症候群』は起動するとピアノの音楽が流れます。とても美しい旋律なのですが、曲のタイトルが『着信ゼロ』や『今日は誰ともしゃべらなかった』と切なさを感じるもの。タイトルの意味も、遊び続けることで判明していきます。少しずつ主人公『いりす』の抱えるものや『いりす』の友人たちについてわかっていくのです。

　前述にもありますが、カタテマのゲームはさくっと遊べるのに、やりこむことで見えてくるストーリーがあり、続きが気になってしまうというのが魅力なんですよね。また、いつでも聞いていたいと思う音楽も魅力的です。

——『ムラサキ』などなど、カタテマ作品、いかがでしたでしょうか？　ぜひとも正月休みをきっかけに遊んでほしい一作です。
（文／らくしゅみっくす）

らくしゅみっくす
ゲームとピアノLOVE。ゲームではSTGが大好きだが、面白いものはジャンル問わず好き。ピアノでは、好きなゲーム音楽やアニソンの演奏を行っており動画も投稿中。悩みは、行きたいゲーセンが遠くてなかなか遊びに行けないこと。

 
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