監督も音楽も出演者も本気の勝負! 『神撃のバハムート GENESIS』に期待!!

1410_shinbaha1.jpg

 上映後には制作・出演者による舞台挨拶も行われた。吉野裕行さんをはじめ、井上剛さん、アーミラ役の清水理沙さん、ジャンヌ・ダルク役の潘めぐみさんのほか、ラヴァレイ役の平田広明さん、ハンサ役の森久保祥太郎さん、アザゼル役の森田成一さん、バッカス役の岩崎ひろしさん、さとうけいいち監督と音楽の池頼広さんが登壇した。出演者の一人・岩崎ひろし氏からは作品の感想として「びっくりした、毛が抜けた……」という率直な言葉が。司会も兼任した岩崎さんは顔にハートマークを中心にした化粧を施し、わざと気の抜けた仕切りで会場を何度も爆笑の渦に巻き込み、ベテランの風格を見せた。

1410_shinbaha4.jpg写真左から、岩崎ひろしさん、さとうけいいち監督、池頼広さん、吉野裕行さん。

 とにかく出演者もみんなクオリティに驚きの言葉を述べたのだが、なんでも制作にあたってさとうけいいち監督は何度もリテイクを連発。その努力の結果「劇場版だったっけ?」と思うまでのクオリティになっているのである。しかも、そのクオリティにこたえている音楽は池頼広氏が担当。テレビドラマ『相棒』をはじめ、数々の話題作で知られる池氏だが、本作は「各話を見て、その都度作曲をしている」というのだ。作品に併せて、音楽を制作するなんて、今どき劇場用の映画でも少なくなっている。それをテレビアニメでやるなんて……。

 また、出演者の森田成一さんから明かされたのは、監督の方針で順撮りを行っていないという事実である。ということは、まさに出演者の「芸」が試されているということではないか!

 このほか、トークイベントでは原作のゲームや、気になりすぎる今後の展開について話題が振られた。それぞれが場を掴むコメントをするのだが、それを上回るボケ……話を聞きながら壇上をうろうろしたりして司会の岩崎さんは返す。観客の笑いの渦の中で出演者たちの真剣勝負が見えた貴重な場であった。

1410_shinbaha3.jpgお面を被っての記念撮影は壮観!

 なお、最後には全員でお面を被っての記念撮影もあり、先行試写会は幕を閉じた。

 もう、テレビアニメとは思えない贅沢なかつハイレベルな制作環境の中で生み出されているこの作品。これが可能なのも、製作委員会方式ではなくCygamesの一社製作だからなのか。いずれにしても、観れば誰もがハマる話題作になりそうだ。オリジナルストーリーなのでゲームをプレイしていなくても、楽しめる要チェックの作品だ。
(取材・文/昼間 たかし)

監督も音楽も出演者も本気の勝負! 『神撃のバハムート GENESIS』に期待!!のページです。おたぽるは、イベント情報・レポアニメの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!