我らが“ヒットガール”クロエ・モレッツが『かぐや姫の物語』のかぐや姫に!

 2013年11月23日に公開されたスタジオ・ジブリ制作、高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』。本作英語版の主人公・かぐや姫の声を、クロエ・グレース・モレッツが演じることになった。

 クロエと言えば、アメコミ原作の映画『キック・アス』(2010)のヒットガール役で一気に知名度が上がった美少女だ。あまりにバイオレンスとスラングだらけのため、「メジャーではムリ」と、インディー映画として制作された『キック・アス』だが、ヒットガールの存在感は本当に強烈だった。その後も『モールス』(2008年のスウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』のハリウッドリメイク)やリメイク版『キャリー』など話題作に次々と出演。2014年秋以降はデンゼル・ワシントンと共演したアクション映画『The Equalizer』で娼婦役、エイリアンが支配する地球で弟救出に奔走する姉に扮する『The Fifth Wave』などの作品が控えている。

 ヒットガールなクロエがかぐや姫を演じる『The Tale of The Princess Kaguya』。アメリカでの公開は10月17日となっている。フランク・マーシャルがプロデュースし、配給は良質のアニメーションを配給しているGKIDSが、同じくジブリ映画『コクリコ坂から』に続いて今回も担当する。

 若手女優ながら難しい役に果敢にチャレンジするクロエは、4人の兄と両親の家族によって力強く支えられているという。なんとも私生活までアニメ設定的なクロエが、どんなかぐや姫を演じるのか今から楽しみである。すげえ強気で中指立てちゃうとか、そういうことはしないだろうけど、そんな強気なクロエ版かぐや姫が観てみたい!

 ちなみに、そのほかの共演者は以下の通り。

『ローラーボール』(1975)のジョナサン役や『ゴッドファーザー』(1972)の長男ソニー・コルレオーネ役で有名なジェームズ・カーン、『タイム・アフター・タイム』(1979)のエイミーや『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(1990)のドクの恋人クララ・クレイトン役で知られるメアリー・スティーンバージェン、英語版『風立ちぬ』で堀越二郎の同僚・片山を演じ、テレビドラマ『Glee』ではブレイン・アンダーソンを演じたダレン・クリス、『アリーmyラブ』のリン・ウー役と『キル・ビル Vol.1』(2003)のオーレン・イシイ役が有名なルーシー・リュー、『コクリコ坂から』でも吹き替えを担当した『スターゲイトSG-1』のハンク・ランドリー将軍ことボー・ブリッジス、『X-MEN』シリーズでサイクロプスを演じるジェームズ・マースデン、『カサノバ』(2005)のパプリッツィオ役でニューヨーク映画批評家協会賞助演男優賞を受賞したオリヴァー・プラット、TVシリーズ『新スーパーマン』(1993~97)のクラーク・ケント役が有名なディーン・ケインとなっている。
(文/加藤千高)

ヒット・ガール (ShoPro Books)

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強気な女の子という意味では似てるかも。

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