披露された様子をレポートします!

BABYMETAL早朝4時開演! ロンドン公演のパブリックビューイングに行ってきた!

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「悪夢の輪舞曲」では指先まで気迫を込めたSU-METALの優美さに溜息をつかされ、生誕ライブをヨーロッパで迎えたYUIMETALとMOAMETALの「おねだり大作戦」はどこか前より大人びた表情も。そんな、大スクリーンならではの発見もあり、会場はさらに盛り上がる。

 そして、前半のピークといえるのが「Catch me if you can」。前奏がはじまると共に、現地のサークルモッシュの発生が映し出される! それに負けじとZEPP TOKYOでもサークルモッシュが発生。ただし、イギリスで巻き起こった回転体には黒Tだけでなく、あまりのテンション上がり具合にTシャツを脱ぎ捨てた半裸男たちや、なぜかピカチュウのかぶり物を着たファンがいたりと、その光景は日本以上にカオスだった。

 後半は「メギツネ」「ド・キ・ド・キ☆モーニング」、そしてYoutubeで圧倒的な再生回数を誇り海外人気ナンバーワンの曲「ギミチョコ!!」。英国と日本、ともにSU-METALが扇動するコール&レスポンスでライブ本編は終了。ここで日本なら「アンコール」のコールが飛ぶところだが、英国会場から「We want more!」、手拍子からの「BABYMETAL!!」などの声援が飛び交い、それに合わせてZEPP TOKYOでも“英国風”のコールが沸く。イギリスのファンと日本のファンがリンクしたようなこの声援、海外中継ならではの瞬間だった。

 その声に応えて現れたBABYMETALと神バンド、アンコール1曲目は「ヘドバンギャー!!」。いつものヘドバンはもちろん、この日は普段のライブに比べると若干フロアに余裕があるのもあってか、ZEPP TOKYOでは「土下座ヘドバン」も大量発生していた。

 そうしてテンションが上がり切った中、最後はもちろん「イジメ・ダメ・ゼッタイ」。いつもの前奏での語りは英語で行われ、スクリーンに“No more Bullying forever”とメッセージが映し出される。そしてZEPP TOKYOでは当然のように、左右に分かれたファンが一斉にぶつかり合う“WALL OF DEATH”のスタンバイ完了。そしてSU-METALの叫び、YUI&MOAの全力疾走と共に突進! それと共にイギリスの会場でもぶつかり合うファンたちの姿が大スクリーンに映る。その熱量は日本も英国も変わらず! WALL OF DEATH、そしてサビでの「ダメ!ジャンプ」で一体化する日英ファンの姿は、BABYMETALがこの先どこまでも世界を魅了していくことを確信させる光景だった。

 ライブ終了は午前5時半。ZEPP TOKYOの外はすでに明るく、爽やかな夏晴れの空。普段のBABYMETALのライブではありえない早朝の解放感は、一夜の魔法を解かれたかのような気分にさせてくれる。7月後半からはアメリカ、そしてカナダと海外公演が続くBABYMETAL。ビジュアルや楽曲はもちろん、何より3人の海外でもまったく臆することのないステージは、まさに今の「日本代表」にふさわしいもの。この先留まるところを知らぬ3人のメタル×アイドルモンスターの海外での成長、そして日本での凱旋ライブが楽しみだ。
(文/大坪ケムタ)

BABYMETAL(通常盤)

BABYMETAL(通常盤)

もう世界中のお兄ちゃんたちの

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