“愛深き”故の剛腕ネーミング「北斗のマン チョコ」 気になる中身を買って調査!

1402_hokuto.jpg『北斗の拳』公式HPより。

『ビックリマン』と『北斗の拳』がタッグを組んだ「北斗のマン チョコ」が世間をにぎわせている。

 これは、テレビアニメの開始から30年目を迎えた『北斗の拳』と、同じく2014年に30周年を迎えた『ビックリマン悪魔VS天使』、30周年同士によるコラボレーション企画。

 まず、名前がすごい。「北斗のマン チョコ」。ものすごい腕力だ。普通だったら「ビックリマンVS北斗の拳」くらいに収まりそうなものを、このネーミングが通ってしまうところに、ロッテと『北斗の拳』の版権を管理している事務所「ノース・スターズ・ピクチャーズ」の懐の深さを見た。

 現在セブン-イレブンで先行販売を行っているということで、早速購入することに。最寄りのセブン-イレブンに駆け込むと、残りは13個。「ビックリマンチョコ」が全盛期の頃は“1個30円で、ひとり3個まで”というルールがあったが、大人になった今、一個105円で残りの13個が買えるという優越感にひたりつつ、13個全部購入。

1402_hokuto_card.jpg今回、当たったシールの一部。

「北斗のマン」シールはノーマル18種類(ケンシロウ、シン、レイ、ジャギ、トキ、ラオウ、ユダ、シュウ、サウザー、リン、バット、ユリア、ジード、ハート、アミバ、フドウ、ジュウザ、火炎放射男)とシークレットが2種類の計20種類。

 僕が買った13個のうち、かぶりが2個で、ノーマル10種類とシークレットが1種類の計11種類をゲットという上々のデキ。かぶった2種類のうちのひとつがシークレットと、ちょっともったいない気もしたが(ちなみに僕がゲットしたシークレットは、誰もが知っているあの名場面)。

 中には北斗百烈拳を初めて食らった男・ジードと、「汚物は消毒だ~!」でお馴染みの火炎放射男も入っていて、子供の頃だったらハズレだと思うが、今になるとむしろアタリ感が強い。この辺の感覚も大人になったなぁとしみじみ思う。

 肝心のシールも本家『ビックリマン』を踏襲していて、裏面にはキャラの解説と「うわさ」が記載してあり、心憎い。しかも、その内容が『北斗の拳』への愛たっぷりなのである。

 例えば、サウザーのうわさは「乱世にあってもっとも愛深き戦士であったとか。」、レイは「死してもなお、義星レイの輝きは、ケンシロウやマミヤの心の中で失われていないとか。」、火炎放射男は「自分自身が汚物で消毒されてしまったとか。」といった調子。シール本体だけでなく、裏面までしっかり読ませる演出もさすがだ。

 繰り返しとなるが、そんな『北斗の拳』愛が詰まった「北斗のマン チョコ」は、1個105円で、セブン-イレブンで先行販売中である。

 ちなみに、「ビックリマンチョコ」ブームのときは、シールだけ取ってチョコを捨てる不届き者が社会問題にもなったが、もちろん大人なので捨てるなんてことはしない。まして僕は、「ビックリマンチョコ」は冷凍庫でキンキンに冷やして食べるのが好きだった。そして今、自宅の冷凍庫には13個のチョコが冷えている。大人買いをした人はぜひ参考にしてほしい。
(文/高橋ダイスケ)

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