ドラマ『まだ結婚できない男』第7話――「地獄の沙汰も金次第」とはいうものの……桑野と有希江にフラグか!?

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フジテレビ系『まだ結婚できない男』番組公式サイトより

 おっさんになって良かったことはいろいろあるが、古い居酒屋のカウンターで一人で飲んでいても様になるようになったこともその一つだ。若い頃からそういう渋いおじさんに憧れて一人飲みなどをしていたが、なかなかしっくりとは来ず、「まだまだ貫禄が足りないよな」などと、嘆いていたものだった。

 やがて歳を重ねるにつれ、そんな感情も薄れていき、気がつけば、馴染みの居酒屋のカウンターに陣取って、一人酒を飲むのも不自然ではなくなった。

 私はあまりコーヒーなどを飲む方ではないので、馴染みの喫茶店やカフェはないのだが、桑野(阿部寛)にとって、有希江(稲森いずみ)が店長を務める店「BROWN CLOVER」は、私の居酒屋と同じように、心を落ち着けて思考を巡らせることができる貴重な場であったようだ。

 ドラマ『まだ結婚できない男』(フジテレビ系)第7話では、そのカフェがなくなるかもしれないという展開であった。

■割の良い仕事を受けたものの

 桑野のところに、新たな仕事の依頼が来る。それは、店舗のデザインをして欲しいというものだった。住宅を専門にしている桑野にとっては専門外。当然断ろうとする桑野だったが、報酬がかなり良さそうだと聞いて乗り気になる。

 桑野の性格からいって、いくらお金を積まれても、やりたくないことはやらないのかと思ったので、この展開はちょっと意外だった。とはいえ、考えてみれば彼は、建築家であると同時に事務所の経営者でもある。当然、利益を上げなければいけないという意識もあるのだろう。もしくは歳を重ねたことで、多少自分のポリシーを曲げてでも、儲かる仕事を取っていくべきという気持ちになったのかもしれない。「地獄の沙汰も金次第」といったところであろうか。

 依頼者の大島(岡部たかし)と会った桑野は、話をする中でイメージが湧いたらしく、かなり乗り気になる。さらには、妹の夫である良雄(尾美としのり)との会話から、「お忍びで行けるような個室スペース」の設置を考え始める。

 ドラマでは、カレー屋の個室に入る桑野の姿が描かれていたが、少人数での個室というのは、たしかにニーズはありそうだ。ラーメン店の「一蘭」のように、一人づつでも仕切っている店も人気だし、一人でも個室がある焼肉屋もあると聞く。例えば、食事やお酒をじっくりと味わいたい時や、二人だけの会話を楽しみたい時など、個室はたしかに便利である。

 その頃、有希江は、弁護士の吉山(吉田羊)のところに相談に来ていた。任されていたカフェを明け渡すようにと、会社から通告があったというのだ。どうやら、管理会社の中で派閥争いがあり、社長側は有希江にカフェの経営権を譲渡したいと考えているものの、対立する専務側は、店をリニューアルし有希江には退いて欲しいという思惑があるようだった。

 桑野は、依頼された店の制作に没頭し、斬新な店舗案を作り上げる。もちろん、カップル用の個室もある。大島も気に入ってくれ、順調に進んで行きそうになったところで、問題が降り掛かってくる。実は、桑野が設計していた店舗とは、有希江のカフェ「BROWN CLOVER」だったのだ。

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