花守ゆみりの「アイドルにはなりたくない」発言が物議を醸す 「ド正論」の声もあるが……

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m&i公式サイトより

 劇場版『ガラスの花と壊す世界』リモ役や『ゆるキャン△』各務原なでしこ役などで知られる実力派声優の花守ゆみり(22)の発言がネット上で物議を醸している。

 発端となったのは、10月31日発売の『日経エンタテインメント! アニメSpecial 声優バイブル2020』(日経BP)に掲載された花守のインタビュー【注:同記事は『日経エンタテインメント!』2019年4月号に掲載された、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーの連載を再構成したもの】。


 そのインタビュー中に花守は「アイドルにはなりたくない」と発言。花守といえば、先日アイドルプロジェクト『Re:ステージ!』の伊津村陽花役を「膝蓋骨亜脱臼及び半月板損傷」のため卒業することが発表されたばかり。その件に加え、発言をまとめサイトなどが「アイドル声優になりたくなかった」と意訳して取り上げたことで、一部の声優ファンから「仕事を選り好みするな」「オタクが嫌いなのはわかった」といった批判の声が上がってしまっている。

「ネットでは『アイドル声優になりたくない』という部分ばかり取り沙汰されていますが、インタビューをちゃんと読めば印象はかなり違います。花守は『キャラクターと自分が同一視される』ことに違和感を覚えており、『私自身がキャラの服を着てその子の歌を歌うのは、だんだん受け入れられなくなってきた』と語っていました。自分が表に出ると素の自分が出てしまうから、キャラクターの『何かを変えてしまうのでは』とも危惧しており、『キャラクターを陰から作る作り手でありたい』という、いわゆる“本来の声優像”を目指していることも伝わる内容となっています」(声優ライター)

 実際、ネット上には「ド正論だと思う」「これが声優の本音だと思うよ」と花守の本音を受け入れる声も上がっている。ただ、花守は卒業した『Re:ステージ!』だけでなく、『アイドルマスター シンデレラガールズ』(佐藤心役)といったアイドルものにも出演しているだけに「デレステからは卒業しないでくれ……」「ライブは出てくれなさそう」と複雑な心境を抱くファンも少なくはないようだ。

 声優業界のアイドル売りはすっかり一般化されてしまっており、それに対する需要もある状態。結局は本音を飲み込みながら、建前で生きるしかないのだろうか……。

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