サービス終了を控えたスマホゲーム『スターリィパレット』、担当Pの決断に賞賛の声

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　合同会社DMM GAMESとDMM.com OVERRIDEのスマートフォン向けゲーム『スターリィパレット』がサービス終了を発表。悲しみの声が相次ぐ中、プロデューサーが下した“決断”に注目が集まっている。

　同ゲームは昨年11月にサービスを開始した女性向けリズムゲーム。学園のアイドル部で夢を追いかけるアイドルユニット“stirRhythm”の物語で、声優陣によるラジオ番組も放送されていた。しかし先日同ゲームは、9月6日をもってサービスを終了させると発表。また、DMM GAMESでリリースが予定されていたPC版も、“中止”という形になってしまう。

　短い期間ではあったものの、クオリティの高い楽曲やストーリーに引き込まれていたファンは少なくない模様。SNSなどでは「本当に面白くて毎日ログインしてたのにどうして……」「まだCDも出してないじゃん！」「あまりにも早すぎる」「難しいのかもしれないけど、何らかの形で続けてほしい！」といった声が相次いでいた。

　そんな中で同ゲームの公式サイトは、「『スターリィパレット』プロジェクトについては、プロデューサーに権利を譲渡していく予定です」と告知。『スターリィパレット』の担当プロデューサーである“結城P”が、プロジェクトを引き継ぐという。

　同氏の公式Twitterでは、「どうしても彼らの物語をここで終わりにしたくなくて『Starry Palette』のプロジェクトを引継ぎ私のほうでリスタートを目指すこととなりました」と説明。また今後については「毎月の維持費を個人で賄うことはどうしても難しく1度アプリとしては終了させていただき改めて新しい形を模索していきたいと思います」と語っている。

　短期間で終わってしまうスマホゲームは数知れないが、このような形でのプロジェクト続行は極めて異例。結城Pの決断にユーザーからは、「並大抵の大変さじゃなさそうだけど、プロデューサーが動いてくれただけでも嬉しい」「『スターリィパレット』への並々ならぬ愛を感じる」「結城Pには感謝しかない」「どこまでもついていきます！」と多くのエールが寄せられていた。

　ゲームという形での継続は難しいとのことだが、今後はどのような展開を見せるのか。結城PとstirRhythmのリスタートに期待したい。