「これは泣ける…… 田中圭一なのにズルい!」お下劣サイテーパロディー漫画家の作品に思わず感動する読者続出!

1701_keiichi.jpg『田中圭一』のTwitter(@keiichisennsei)より。

 手塚治虫をはじめとした大御所マンガ家のパロディで知られ、自分自身のことを「お下劣サイテーパロディー漫画家」と自称する田中圭一が、1月2日に自身のTwitter(@keiichisennsei)でマンガをアップしたのだが、そのあまりの完成度の高さに「え、なにこれ素晴らしすぎなんだが」「ず、ずるいぃぃ! 思わず泣いてしまったじゃねぇか」といった声が続出している。

 田中圭一は同日、「雑誌『キッチュ』に寄稿したマンガ『さよならのお皿』が、そこそこ評判よかったのでフルカラーにしてみました」とのツイートと共に、フルカラーの短編漫画をアップ。主人公は、腐れ縁の幼馴染の少女・ここみにいつもセクハラまがいの発言ばかりしていた青年・瀬戸。高校入学前に告白をして以来疎遠になっていたが、ある時ここみが病死してしまう。葬式では、ここみから預かっていたという3D対応の映像ディスクが瀬戸に渡される。そのディスクに収められていたのは、ここみから瀬戸に向けた思わぬメッセージだった……。

 藤子不二雄そっくりの絵柄で描かれ、切ない恋心と少々のエロがちりばめられた同作に、ネット上では「んんんん、これは泣ける…… 田中圭一なのにズルい!」「あぁぁ~、刺さっちまった」「絵柄がズルすぎる! 卑怯だ(号泣)」「手塚治虫先生があの世で地団太を踏むいい作品……」と「ズルい」の声が続出。

 田中自身もTwitterで「お昼にアップした『さよならのお皿』を読んだ人の感想、80%近くが『ずるい』」と報告している。また「長くマンガを描いてきましたが、読者の感想はおおむね『ひどい』『ゲスい』『ずるい』に集約されるのが、ボクです。(^^;)」ともコメント。

 2016年7月には手塚プロダクションに呼び出され、「生きて帰ってこれるのか!?」「お仕置きされるんじゃねぇかwww」と心配されたという過去を持つ田中。結局は取材されただけで終わったようだが、どうせ訴えられるなら今回のような素晴らしい作品を数多く残してからにしていただきたい。

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