ポケモンは好きだけど“触れない”、大天使・リーリエちゃんがひたすらかわいかった『アニポケ』8話レビュー

1612_anipoke08.jpgテレビ東京・あにてれ『ポケットモンスター サン&ムーン』公式サイトより。

 前回放送では、野生のひねこポケモン・ニャビーを助ける心優しいサトシの姿に、思わず「イケメン!(大拍手)」と声を上げたくなってしまったTVアニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』(テレビ東京系)。22日放送の第8話「タマゴ係はだ~れだ?」は、「リーリエちゃん天使!」と思わず叫びたくなる、彼女の魅力があふれるエピソードとなりました。

 ある日のポケモンスクール。サトシたちはオーキド博士そっくりのオーキド校長からラナキラマウンテンで発見されたタマゴを観察し、育てる課題を出されました。そして、元気っ娘・マオちゃんの提案により、学校以外の時間は、ポケモンは好きだけどさわれないリーリエちゃんが苦手を克服するためにタマゴを預かることになります。

 そして、サトシはリーエちゃんの家まで着いていくことに。5話では放課後デート(?)でスイレンちゃんの家に行ったサトシさんですが、今度はリーリエちゃんの家だなんて、さすが人たらしですね(うらやましい!)。

 さて、お迎えの車に乗って辿りついたのは、大きなお屋敷。華やかな容姿や立ち振る舞いからもなんとなくわかってはいましたが、リーリエちゃん、どうやらお嬢様のようです。ポケモンにさわることができないリーリエちゃんは、離れたところから野生のポケモンを観察できるように、中庭に遊び場を作ってもらったんだとか!

 自室ももちろん広く、研究熱心な彼女の本棚にはポケモンに関する資料がズラリ。触れはしないけど、ポケモンのことは大好きみたいです。小さい頃は触れたらしいのですが、一時期お母さんと別の屋敷に住んでいて、そこから戻ってきたときには、ポケモンに触れられなくなったんだとか。過去に何があったんでしょうか……。

 でも、バルコニーにやってきた野性のバタフリーにエサをあげたり、リーリエちゃんってとっても優しい子なんです。なんでも遊びにきたそれぞれのポケモンに合うエサを選んで与えているんだとか。サトシの「すっげー! リーリエ!」という言葉に頬を赤くして照れるリーリエちゃん、かわいい!!

 そんな彼女、庭のバトルフィールドでサトシと執事のジェイムズさんがバトルに夢中になっている最中に、タマゴを狙ってやってきたどくトカゲポケモンのヤトウモリに襲われ半泣き状態。ですが、必死にタマゴを守ってみせるのです。なんて健気! そして駆けつけたピカチュウの「電光石火」、オドリドリの「フラフラダンス」、モクローの「体当たり」を食らったヤトウモリは一目散に逃げていきました。めでたし、めでたし!

 ふと、気がつくと、リーリエちゃんはタマゴをギュッと抱きしめていました。これには、サトシも屋敷にやってきたマオちゃんも大喜び! マオちゃんが現れた時には、てっきりサトシ・リーリエちゃん・マオちゃんの三角関係勃発か!? なんて思ってしまいましたが、マオちゃんはリーリエちゃんが心配で店の手伝いを終わらせて様子を見に来たようです。ほんといい子!(涙)

 そして、タマゴを「あったかい」とつぶやくリーリエちゃん、その姿はまるで聖母マリアのようです。まだ完全にポケモンを触れるようになったわけではないようですが、苦手なポケモンに一歩近づくことができたのでした。よかったね!

 さて、今回も前回に引き続き、ロケット団&ミミッキュとのバトルは休戦。“神出鬼没な保護者”ことキテルグマの登場もなく、寂しい気持ちもなくはありませんが、リーリエちゃんがひたすら可愛かったので、よしとしましょう。

 サトシとピカチュウは度々ゆる~いテイストの“アローラのすがた”をしていましたが、リーリエちゃんは最後まで綺麗にかわいく描かれていたあたり、製作スタッフの“愛”を感じました。今後、リーリエちゃんはポケモンを触れるようになれるのか、そしてタマゴからは一体何が生まれてくるのか、これからも見守っていきたいですね。

 なお、来週の『アニポケ』はお休み。次回、2017年1月5日の放送が待ち遠しいところです。

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