戸松遥、梶裕貴、島崎信長など出演声優が超豪華！『Rの法則』の“声優特集”に声優志望者から感謝と感動の声続出！

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『NHK Rの法則』公式Twitter（@nhk_rhousoku）より。

　これまでも宮野真守や森久保祥太郎、福山潤といった人気声優が出演してきたことで注目を浴びているNHKの教育バラエティ番組『Rの法則』。12月7日の放送では“声優特集”が組まれたのだが、その豪華な内容に「こんなにしっかり声優の仕事フィーチャーしてくれるRの法則に大感謝なんだけど！」と、声優ファンから喜びの声が上がっているようだ。

　7日放送回は、「舞台裏＆スゴ技全部お見せします！ 声優大特集」と銘打ち、超人気声優の仕事ぶり、プロの技術に注目した。登場したのは、アニメ『妖怪ウォッチ』（テレビ東京系）のケータ役や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』（TOKYO MX ほか）の安城鳴子役で知られる戸松遥、アニメ『七つの大罪』（TBS系）のメリオダス役で知られる梶裕貴、映画『君の名は。』の藤井司役やアニメ『黒子のバスケ』（TOKYO MX ほか）の桜井良役で知られる島崎信長という超人気声優の3人。

　3人は現在NHK・Eテレで放送中の海外ドラマ『100オトナになったらできないこと』で吹き替えを行っており、番組ではその現場に潜入。登場人物の口の動きに合わせるためにセリフに間をあけたり、役者の声を聞きながらセリフを言うことで同じニュアンスを出したりといった3人の技術が披露され、早くも「プロの仕事マジすごすぎ……！」「こんなにがっつりアフレコ見られるなんて貴重！」と興奮の声が。

　また、梶の台本も映し出されたのだが、喋り出すタイミングの秒数が書き込まれていることや、役者の表情をイラストで描き込んでいることも明かされた。台本の秒数を確認しながら役者の動きを画面で確認し、セリフをいう梶の姿がスローモーションで放送され「Rの法則わかってんな！ そうそう、こういう具体的な事が知りたいんだよ！」「スローモーションワロタwww でも声優目指している者としてはありがてぇ」と深く入り込んだ内容に感謝するものが続出した様子。

　スタジオで生アフレコを披露するコーナーでは、戸松がなんと主人公の女子高生、バイト先の太った女主人、おばあさん、リス、同級生の男子、ギャル、男子小学生の7役を演じ分けた。役によって発声から違う戸松の極上の演技は「ふわぁぁぁ……予想のはるか上いってる！ ちょっとなめてたわ…」「ちょっと頑張ればできんだろくらいに思ってたがこれは普通の人間には無理!!」「痺れたぁぁ。凄すぎて鳥肌立った」と視聴者を驚嘆させた。

　そして番組の後半では声優養成所に潜入し、普通は見ることのできない授業風景が映し出される。全身を使った表現力を学ぶためにダンスをする授業や、プロの声優になった際、オーディションで必要となる自己アピールを学ぶ授業、役者としてのアドリブでの即興芝居の授業などがの様子が写しだされた。

　声優を目指す中高生とおぼしき視聴者の仲には、「養成所も近くにない田舎者としては声優への道が現実的に感じられて嬉しい（感涙）」「おおぉぉ！ 養成所入るの躊躇してたけど、これ見たらなんかやる気湧いてきたぁぁ！」と夢を後押しされた人もいた模様であった。

　人気声優の活躍を特集する番組は数多くあるが、声優になりたい人に向けた現実的な技術の披露や養成所の様子を深く掘り下げる番組は少ない。今後も『Rの法則』には声優を目指す若者を応援し続けていただきたい。