森久保祥太郎の発声は腹筋ベルトで鍛えられていた! 声優やマンガ家を目指す若者にアドバイスをし続ける『Rの法則』

1410_rhousoku.jpg『Rの法則』公式サイトより。

 10月30日放送の『Rの法則』(Eテレ)では、9月に開催された「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2014」に潜入。番組MCのTOKIO・山口達也は「こういうのは秋葉原じゃないの!?」と驚きを見せていたが、番組では“京都はマンガの聖地”と、最近では京都が舞台のアニメ(『有頂天家族』など)が増えているとし、京都の高山寺より伝わる日本最古のマンガともいわれる「鳥獣人物戯画」などを紹介。今回は、番組のR’sメンバーが「京まふ」で開催された声優コンテストや、マンガ原稿の持ち込み企画に挑戦する様子が放送され、プロのコツなども知ることができた。

 R’sのたっくんといっちゃんが挑戦した声優コンテストは、関西在住の中高生同士が競うという「声優魂in京まふ」。勝ち進めば東京で行われる本大会決勝に出場できるというもので、2人は同番組でもおなじみの秋鹿真人アナウンサーにナレーションを教わり、声優プロダクション・澪クリエーションの代表取締役として知られる一柳俊之氏から指導を受けコンテストにそなえた。

 一柳氏は「声優は体力勝負」と腹から声を出す練習などをレクチャーしていたのだが、ゲストとして番組に出演していた声優の森久保祥太郎も「筋肉を上手に使う使い方が(普段とは)ちょっと違う」と筋肉があっても腹から声を出すことは難しいとコメント。そんな森久保は移動中などに振動で腹筋を鍛えられるベルトをつけているといい、V字バランスをしながら腹から声を出すことを披露してみせた。また、体力だけでなく表現力を上げるためには人間観察をし、街にいる人を見て声をあてたりしているという。

 ほかにも2人は、マイクとの距離の取り方といったことや、セリフの掛け合いはチームワークで行うといったことなどを学び、準備は万端。予選を通過し、「京まふ」で行われた決勝へ駒を進めた。本番では、学んだことをしっかり発揮しているようすが見られた2人。結果は、たっくんが見事特別賞を受賞。いっちゃんは残念ながら受賞を逃してしまった。そんな2人に森久保は、「2人とも習ってきたことをちゃんとものにしているので、(これから)声優業も視野に入れてみては」と言葉を送った。

 一方、講談社の「週刊少年マガジン」や集英社の「ジャンプSQ.」といったマンガ編集部に、作品を見てもらえる「マンガ出張編集部@京まふ2014」にマンガを持ち込んだR’sメンバーのアリス。しかし、原稿が仕上がっておらず「京都版トキワ荘」に住むマンガ家の卵たちの手を借り、どうにか原稿を完成させた。そして、さっそく持ち込みをしてみたものの「(コマ割が)目が迷って読みづらい」、「商業誌の掲載(のレベル)にはいたっていない」と、編集者からの厳しい評価を受ける。しかし中には「初めてのわりには話がまとまっている」という声もあり、思わずアリスは嬉し泣き。「二度とやるかと思ったけど、アドバイスをふまえてまた描いてみたくなるから不思議」と、次回作に意欲を見せた。

 これまでにも同番組では「R’s声優スタジアム」といった10代の声優オーディションや、10代の新人マンガ家を発掘する「R’sマンガ道場」を放送し、そのたびにプロからのアドバイスなどを紹介してきた。人気の職業である声優やマンガ家。簡単に就くことはできないが、これからも夢見る若者たちにとってタメになる情報やエールを送る放送を続けていってほしい。

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