「POPでROCKな世界を表現できるガールズユニット」というコンセプトの元に、2013年に結成されたLONDON BLUE。幾度かのメンバーチェンジを経て、現在の4人体制になった彼女たちのライブは、常に笑顔を絶やさない躍動感あふれるパフォーマンスが持ち味。カブキロックスの活動で知られる青木秀麻呂をサウンドプロデューサーに迎えた楽曲は、70年代のUK産ポップや80年代の歌謡ロックを彷彿とさせる口当たりの良いメロディーと懐かしさを感じさせるアレンジが特徴で、メンバーの清潔感漲る華やかな佇まいとの相性も抜群。80年代のテクノ・ポップやシティ・ポップなどに範を取るアイドルグループは珍しくないが、その大半はメンバーの個性は二の次でクリエイター主導になりがちだ。しかしLONDON BLUEは安直なオシャレ路線に堕することなく、見事にメンバーの個性をポップな楽曲に落とし込んでいるところが他とは一線を画している。
今年9月11日に開催した3rdワンマンライブの第一部では、メンバーが実際に楽器を演奏するバンドセットで全12曲を披露。バンド編成による初のワンマンライブということで未熟な点もあったが、心と体で音楽を楽しむ様がメンバー全員から伝わってくる素晴らしい内容だった。本当に感動を与えるライブは、技術を超えたところにあるという至極真っ当なことに改めて気付かされて、ただただ心を打たれた。
正直、LONDON BLUEの魅力は、かなりのアイドル現場に通っている一部の者にしか共有されていないのが現状だ。彼女たちの実力から考えて、今の知名度は不当に低い評価と言わざるを得ない。
そこで少しでも多くの人にLONDON BLUEを知ってほしいという思いから直撃インタビューを敢行、彼女たちの魅力に迫った。
■「今は青木さんの楽曲を表現できるようになってきて楽しい」
――それぞれLONDON BLUEに加入したキッカケから教えてください。まずは唯一、結成当時からのメンバーでリーダーのMISAKIさんから。
MISAKI 小さい頃から歌うことが大好きで、保育園の卒業文集に「歌手になりたい」って書いていたぐらいなんです。でも大学生の頃には役者を目指してお芝居の養成所に通っていまして、半ば歌手の夢は諦めていたんですよね。ただ大学のミスコンに出た時に、周りの子たちがアナウンサーになりたいとか女優になりたいって夢を叶えるために一生懸命やっていて、私も諦めずに挑戦してみようと思ったんです。それで今の事務所に入ったらLONDON BLUEのお話がきて、オーディションを受けた時に「楽器も教えるし、音楽で食べていけるようにしてやる」ってプロデューサーから言われたんです。なのでアイドルというよりも、アーティストに興味があって加入しました。
――結成当時から今とコンセプトは変わらなかったんですか?
MISAKI そうですね。オーディションで選ばれた4人が集められたんですけど、一人だけアイドルとして活動経験のある子がいました。私も含めてほかの3人は初心者で、右も左もわからない状況でしたね。
――実際にアイドル活動をしてみていかがでしたか?
MISAKI けっこう最初は戸惑っていたんですけど、アイドルにしかない楽しさや雰囲気があるし、お客さんの盛り上がりもすごいし。今は青木さんの楽曲を、ちゃんとメンバーが表現できるようになってきたので楽しいですね。曲を好きだって言ってくれる人や、私たちの歌の成長を見てくれる人も増えたし。バンドは1年前に始めたばかりなんですけど、ファンの方は成長を見守ってくれるので、その過程を応援してもらえるのもアイドルならではだなって思います。この前、初めて台湾に行ったんですけど、台湾の方が「せーの」とか「回転」とか日本語でコールをするんですよ。それで改めて日本のアイドルってすごいんだなって。今は誇りを持ってLONDON BLUEの活動をしています。
――KAORUさんは、どういう経緯でLONDON BLUEに加入したんですか?
KAORU もともと私はアイドルが好きだったんですよ。小っちゃい時はモーニング娘。さんが大好きで、枕元にラジカセを置いてイヤホンで聴きながら寝るぐらいハマっていました。高校生の時にはAKB48さんが好きになって、握手会にも行ったりして。それで自分もアイドルになりたいって気持ちが芽生えたんです。私は18歳で東京に出てきたんですけど、それからいくつかオーディションを受けたんですけど結果はダメで。ある時から今の事務所の養成所に通うようになって、いろんなレッスンを受けていたんですけど、もう年齢的にアイドルは難しいかなと思い始めていたんです。そしたら養成所の方がオーディションを探してくれて、それでLONDON BLUEに入りました。
――MISAKIさん以外の3人は、加入時期がバラバラなんですよね。
KAORU 私が2014年の9月、RIYOが2015年の1月、KANAが2015年の9月ですね。
――アイドルを見る側から“やる側”になっていかがでしたか?
KAORU 難しかったです。当時のリーダーは、ずっとアイドル活動をしていたから、いろんなことを知っているんですよ。その子からしたら私たちは全然ダメじゃないですか。なので、いろいろご指導していただきました。
――今とはグループの雰囲気も違いましたか。
KAORU 全然違います。お互いに干渉しないって感じでした。
MISAKI 社長から「仲良くしなくていい」って最初に言われていたんですよ。だから本当に仲良くしなかったという(笑)。
――具体的にアイドル活動で難しかったのは何ですか?
KAORU ステージに立つ経験すらなかったので、まず緊張するなって(笑)。
――シンプルな理由ですね~(笑)。
KAORU ダンスにしても自分では、ちゃんとやっているつもりでも周りから見たらできていないとか。一番困ったのは素人感が出ちゃうんです。それだけは自分でどうしていいかわからなくて。
――慣れとか場数の問題もありますからね。
KAORU あと喋りですね。アイドルって歌う、踊る、喋るもあるので、いろんなことをできるようにならなきゃいけないなって、すごく感じました。
――アイドル現場のノリは知っていましたか?
KAORU 知っていました。YouTubeとかで、いろんなアイドルグループのライブ動画を観るのが好きだったんですよ。なのでMIXとかも知っていました。
――RIYOさんは、どういう流れで加入したんですか?
RIYO 私もKAORUと一緒なんですけどモーニング娘。さんが大好きで、小さい頃からアイドルになりたいと思っていて、いろんなオーディションを受けていたんですけど、なかなか結果が出なくて……。ようやく今の事務所のオーディションに受かって、地元の愛知県からレッスンに通っていたんですけど、これは上京しなきゃダメだなと。それで東京に出てきたらLONDON BLUEのお話をいただいて、オーディションに受かった感じです。
――いつ頃のモーニング娘。が好きだったんですか?
RIYO 私は後藤真希さん世代ですね。実はモーニング娘。さんのオーディションを受けたこともあります。
――どこまで審査は残ったんですか?
RIYO 一次審査は受かったんですけど、そこから本当に受かったらどうしようと不安になったんですよ。当時、私はカリスマになりたくて、まだ子供だったからセンターじゃないと嫌だなと思ったんです(笑)。いじられキャラみたいなポジションにはなりたくないなと思って、そこで辞退したんです。
――考えすぎですよ(笑)。
RIYO その後に養成所に通って、2年ぐらい歌の練習をしていたんですけど、徐々にやる気がなくなって。普通に友達と遊んでいるほうが楽しくなっちゃった時期もあったんですよね。
――実際にアイドル活動をしてみていかがでしたか?
RIYO 私はダンスができなくて、ダンスレッスンに行くのも嫌だったんですよ。最初はできると思い込んでいたんですけどね。できると思ってやっているのに、メンバーからは「できてない」と言われて、何ができていないのかもわからなかったんですよ。それでステージデビューの前日に、社長から「そんなんじゃステージに立たせられない」って言われて、その時に初めてトイレの中で泣きましたね。実際にステージの動画を観て、やっぱりできていないなって気付きました。
――それまでアイドルのライブに行ったことはあったんですか?
RIYO なかったですね。だから最初はお客さんのノリに衝撃を受けました。
――KANAさんはグループの振付を担当しているそうですが、もともとダンス経験者なんですよね。
KANA 小学校4年生からやっていました。教えてくれていたダンスの先生が幅広く教えてくださる方だったので、いろんなジャンルをかじっていましたね。
――アイドルには興味があったんですか?
KANA まったくなかったです。事務所に入ったのがLONDON BLUEに加入する数カ月前なんですけど、友達にやってみればと言われて「やってみようかな~」ぐらいの軽いノリだったんですよ。友達の友達がオーディションを受けて落ちちゃったんですけど、「KANAはダンスもできるんだから受けてみれば」と言われて。それでオーディションを受けたら合格しました。
――それでLONDON BLUEの話があったと。アイドルに興味がなかったのに、よく加入を決断できましたね。
KANA マネージャーさんに「基本的に仕事を断るな」って言われていたんですよ(笑)。そもそも歌うのが嫌いで、カラオケすら行ったことがなかったし、こんなに長く続けるものだとも思っていなかったんですけどね。
――周りに流されるままに加入したんですね。
KANA LONDON BLUEに入るまでは自分の意志があんまりないですね(笑)。
――振付を担当したのは何がきっかけだったんですか?
KANA 加入して間もなくだったんですけど、それも流れで(笑)。
MISAKI 「KANAならできるんじゃない?」みたいな。
KANA ネタにもなるし、とりあえず一回ぐらいやってみてもいいかなって始めたら、それが定着したんですよね。
――アイドル活動自体はいかがでしたか?
KANA どんどん楽しくなっていきました。もともとダンスの発表会とか人前に立つのが好きでしたからね。今では歌うのも好きになりました。
■「KAORUに元気がないとグループの元気がなくなる」
――続いてメンバーの他己紹介をしてもらえますか。まずはKANAさんから。
MISAKI 年齢が一番下だし妹キャラですね。でも一番しっかりしている面もあるんですよ。
KANA おー!
MISAKI かと思えば抜けているところもあるんですけど。
KANA どっちだよ~(笑)。
――どういう時にしっかりしているなと感じるんですか?
RIYO わりとウチら(RIYOとKAORU)は教えられることが多いよね。
KAORU 多いかもしれない。
RIYO ウチらは知らないことが多すぎるんだよね(笑)。
KAORU 一般常識的なことでね(笑)。LONDON BLUEに入った頃のKANAは高校生で、最近まで学校に通っていたからね。
MISAKI 私が発した言葉を2人がわからなくて、KANAが教えるみたいなね。
――たとえば、どんな言葉があったんですか?
KAORU なんだっけなぁ……「あいかつ」とか。
RIYO あったね~。
MISAKI それ「割愛」だから! そういう2人が知らない言葉をKANAが教えるんだよね。
KANA 教える~。
MISAKI あとKANAは騒がしいよね。
KAORU 声も大きい。
――常にテンションが高いってことですか?
3人 そうでもない(笑)。
――どっちなんですか(笑)。
KAORU 落ち着いている時と、「キャー!」って騒いでいる時があるんですよ。
MISAKI 「今日はそっちね」みたいな(笑)。今日は「キャー!」のほうですね。
RIYO あと甘えん坊で、すぐメンバーにくっついてくるんですよ。
KANA 3人が実のお姉ちゃんぐらいの年齢だから、本当のお姉ちゃんみたいに甘えちゃうんですよね。
――次はMISAKIさんについて。
KAORU 本当にしっかりしてます。
KANA 先生みたい!
KAORU 実際に教員免許も持ってるんですよ。
――そうなんですか!
MISAKI 大学時代に小学生の教員免許を取りました。だから教育実習も行ったことがあります。
――じゃあメンバーの扱いはお手のものですね。
MISAKI でも問題児ばかりなんですよ~。
KAORU ちょっとでも変なことをすると、すごく怒るんですよ。たとえば「人目を気にして着替えをして!」とかね。
――それは女性として当然でしょう(笑)。
KANA KAORUとRIYOは、あまり気にしないんですよ。そこをMISAKIが注意してくれるんですよね。
――常にMISAKIさんはしっかり者って感じなんですか。
KAORU ただ、すぐに「○○がない」って言うんですよ。でも、ここにある、みたいな(笑)。ないない詐欺ですね。
KANA だって絶対どこかにあるんですもん。
――ちなみにMISAKIさんは結成メンバーが自分だけになった時に、「私も辞めよう」とは思わなかったんですか?
MISAKI 皆が辞めるのが早過ぎて、1年も経たないのに辞めるのは、私の中で意味がわからなかったんですよ。まだ何も見えていなかったし、可能性があるかどうかもわからないし。そんな適当な気持ちで始めた訳じゃないので、ちゃんとやり切ってから辞めようと。
――さすが、しっかりしていますね!
KAORU 言うこともしっかりしているんですよ。
――続いてKAORUさんについて。
RIYO 元気! ムードメーカーですね。
MISAKI だからこそKAORUが体調悪い時の空気は最悪だよね。
KANA 喜怒哀楽が激しいんですよ。
MISAKI 「私に触れないで」みたいなオーラを出すから、周りが「今日はそういう日」ってなるとシーンってなりますね。KAORUに元気がないとグループの元気がなくなる。
RIYO あと涙腺が弱いんですよ。
MISAKI 悲しくても、うれしくても泣きますからね。久々に東京でライブってだけでうれしくて泣くぐらいだから。ステージ上でも感動して泣いていますからね。
KANA わかりやすいと言えば、わかりやすいですね。
MISAKI あと、よく食べる。本当に激しく食べるんですよ。麺類におにぎりとパンを食べるみたいな。そうかと思うと、私がおみやげを持ってくると「今ダイエットしてるからいらない」って。「え~!」みたいな(笑)。差が激しいんですよ。
――喜怒哀楽も食欲も極端なんですね。
KANA そうかもしれない! それがKAORUの良さでもありますね。こっちもコントロールしやすいし。
MISAKI 年下にコントロールされちゃうんだ(笑)。
KANA 操るってことじゃないですよ!
――今はそっとしておこうとか、そういうことですよね。
KANA そうです、そうです!
KAORU KANAは本当に大人なんですよ。私が気持ち的にも体調的にもブルーな日に、帰り道で2人きりになった時があって。それを察してそっと側を歩いてくれて、別れ際に優しい笑顔で「大丈夫? 無理しないでね」って声をかけてくれて。
KANA 本当に辛そうだったんですけど、何で辛いのか、わからないから心配だったんです。でも「今ブルーなんだな」って、これはそっとしていたほうがいいなと思って。
MISAKI KAORU BLUEだ(笑)。
――キレイにまとまりましたね(笑)。では最後にRIYOさんについて。
KAORU 心が純粋! すれてないんですよ。あと天然的な面白さがある。
KANA MCとかヤバいんです。RIYOのMCを楽しみにしているファンの方も多いんですよ。天然というかぶっ飛んでいるんですよね。
MISAKI だいたい私が「ここは、こういう意味があるから こういうことを言ってね」っていう風にMCを渡すんですけど、RIYOが喋ると日本語が違うんですよね。
KANA 自分で意味がわかってない言葉を使うんですよ。そこはRIYOにしか出せない面白さですね。
――狙ってやっている訳じゃないんですよね。
RIYO うーん、どうですかね。
MISAKI え! 狙ってやってるの?
KANA 絶対に素でしょ?
RIYO 狙っているかもしれないよ~。
KAORU なんでそこで頑張るの(笑)。あと、お客さんにサプライズとかしてもらった時に誰よりも感動するよね。たとえば……自分で覚えてない?
RIYO 何にも覚えてない……。
KANA RIYOは忘れっぽいんですよ。今みたいに感動した思い出も「そうだっけ?」って(笑)。でも大人だなって思うことも多いんですよ。めっちゃ頼れるし、心が広いんです。
MISAKI いつも皆に優しいよね。
RIYO 本当? めっちゃうれしい!
■「このまま思い出にはしたくないので、メジャーデビューしたい」
――素で喜んでいますね~(笑)。ここで話題を変えて、LONDON BLUEでバンドを始めようと思ったキッカケを教えてください。
MISAKI メンバーで話している時に、ほかとは違うことをやろうみたいな話になって。私は大学でアカペラの経験もあったので、そういうのもいいね、みたいな感じで、いくつかの候補としてバンドも出てきた記憶があります。
KAORU 確かにスタッフさんとかにやれって言われて始めた訳じゃないよね。
――もともとMISAKIさんは弾き語りソロもやっていたのでギター、RIYOさんはピアノを習っていたのでキーボードと2人は楽器経験があったそうですが、ほかのお2人はまったくの楽器未経験だったんですか?
KANA 私は学校の音楽の授業でギターとドラムをやったことがあったんですけど、弦楽器は超無理で。テストでもまったく弾けなかったんですけど、ドラムは何となくできたんです。それで残っていた楽器がベースとドラムだったので、だったらドラムをやりたいと。
――普通はドラムが最後に残りやすいですけどね。
MISAKI KAORUはドラムやりたかった?
KAORU いや……。本当は目立つしカッコ良いからギターをやりたかったんだけど、それを言ったらMISAKIちゃんが「ベースのほうがカッコ良いよ」って。
――ギターの座を奪われないように保険をかけたんですか(笑)。
MISAKI 違います(笑)。本当に私はベースのほうがカッコ良くて好きなんですよ。
KAORU 結果的にベースで良かったんですけどね。小さい頃にバイオリンを習っていたので、弦楽器も初めてではなかったんです。
――どうやって最初は練習を進めていったんですか?
MISAKI バンドでやりたい曲を1曲選んで、社長に私たちでも弾けるレベルでアレンジしてもらって。まず個々で練習してから、それぞれレッスンしてもらって、それからリハーサルで初めて4人で合わせました。
――バンドを始めてグループに変化はありましたか?
MISAKI 私だけ結成時からのメンバーなので、以前は私がいろんなことを皆に伝えて、ダンスはKANAが言うって感じだったんです。でもバンドのリハーサルを通して皆がテンポやピッチのことがわかるようになって、それぞれが「ここができていないからやりたい」とか言い合うようになりましたね。まだわからないことだらけなので、“皆で一緒に考えよう”みたいな。手探りでもやっていくと見えてくる部分もあるんですよね。
――ワンマンでのバンド演奏も4人の結束力は素晴らしかったです。カッコ良さと可愛さのバランスが絶妙な今日の衣装はメンバーそれぞれの意向が反映されているそうですけど、どんなリクエストをしたんですか?
MISAKI まずLONDON BLUEなのでユニオンジャックは絶対に入れたいなと。
RIYO とりあえず私はおなかを出したくて、スポーティーな感じにしたかったんですよ。
KAORU 私はブリブリな要素を入れたかったのと、この帽子を被りたかったんですよ。今まではロックでカッコ良い衣装が多かったので、なかなか可愛い帽子を合わせるのが難しかったんです。
MISAKI 私は優柔不断なので、最後まで決められなくて、皆がスカートだからショートパンツにしようと(笑)。あとフワフワした感じが私には似合わないのでソリッドな感じになりました。
KANA 私はこういうプリンセスみたいな袖の衣装を着たかったんですよ。おかげでファンの方から「白雪姫みたい」って言われて、その度にうれしくてキュンキュンしてます(笑)。
――それまでの衣装も自分たちの意向は反映されていたんですか?
MISAKI それまでは決められた予算内で、ネットで衣装を探していたんですけど、今回はワンマンとアルバム発売が決まったから、「衣装を作らせてください!」と社長にお願いしました。お客さんからも、この衣装は好評なので効果はあったかなと。
――最後に今後のグループとしての目標を教えてください。
KANA このまま思い出にはしたくないので、メジャーデビューしたいですね。ファンの方も「今のロンブルを見たら絶対に好きになる」って言ってくれるので、もっといろんな人に観てもらいたいです。このまま活動を続ければ道が開けると信じて頑張ります!
KAORU バンドとしてアーティストさんの集まる大きなフェスに出たいですね。個人的には、もっとベースが上手くなりたいですし、大好きな増井みお(PASSPO☆)ちゃんが表紙を飾ったこともある「ベース・マガジン」に出られるようになりたいです。
RIYO メジャーデビューはもちろんですけど、ロンブルだけで食べていけるようになりたいです(笑)。あと、もっとピアノを人に褒められたいです。ワンマンで上手だったって一回も言われてないのが悔しくて……。もっと練習して上手くなりたいって心の底から思っています!
MISAKI バンド活動を始めた当初は、お客さんから「アイドルのバンドは観たくない」って言われると思っていたんです。でも皆さん私たちの成長を感じてくれて、応援もしてくれるので、もっとバンドで盛り上げて曲の良さを伝えたいです。ずっと音楽を続けていくのが目標なので、それにつながるような活動をしていきたいですね。
(取材・文=猪口貴裕/写真=石川真魚)
■LONDON BLUE公式サイト
http://londonblue.jp/
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アイドルポップスここにあり!! POPでROCKなアイドルLONDON BLUEの魅力に迫るのページです。おたぽるは、インタビュー、アイドル、アイドル&声優、地下アイドル、インタビュー、LONDON BLUE、イカ天、カブキロックスの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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