福山雅治『ラヴソング』月9史上最低記録更新も、藤原さくらの“長大なPV”大成功でニンマリ?

lovesong061702フジテレビ系『ラヴソング』番組サイトより

 福山雅治主演の月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)の最終話が13日に放送され、平均視聴率9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。これにより、全10話の平均視聴率が8.5%となり、月9史上最低記録を更新。しかし、ネット上では「第5話目ぐらいで、その兆しは見えてたからな」「月9ドラマが注目されてたのなんて、もう大昔の話でしょ?」などと、特に驚きの声は上がらず、月9ブランドが完全に過去の栄光であることが露呈される形となった。

 2013年に放送された『ガリレオ』(同)のセカンドシーズン以来となる、福山主演ドラマということで、フジテレビ側としては大いに期待を寄せていた『ラヴソング』だが、その福山が昨年9月に吹石一恵と結婚を発表したことで人気が下落傾向にあること、さらに、相手役のヒロインが、福山とは親子ほども年齢の離れた、無名の新人アーティスト・藤原さくらであったこと、その藤原が福山と同じ芸能事務所・アミューズ所属ということで、「ロリコンドラマなんて誰が見るか」「バーター扱いで出てるヒロインなんて魅力ない」などと、放送前からすでに、制作サイドと視聴者との間に温度差があっただけに、月9史上最低の平均視聴率記録更新は、当然といえば当然の結果だったといえる。

「視聴者を惹き付けられなかった原因は、放送前から批判されていた福山と藤原の年齢差もあるのでしょうが、それ以上に脚本のまずさを指摘する声も多く、特に最終話に至っては、藤原演じる吃音に悩むヒロインが、夏帆演じる親友の結婚式のスピーチを上手く行うために、吃音を克服しようと奮闘する、というこれまでの大筋があったにもかかわらず、そのスピーチのシーンはあっさり終了。さらに、世間の批判を気にしたのか、福山と藤原がくっつかないまま中途半端にラストシーンを迎えることに。これに対して、根気よく最後まで付き合った視聴者からは『とんだしっぺ返しをくらった気分』『夏休み最後に、小学生が慌てて宿題を片付けたみたい』などと、批判の声が殺到してしまったようです」(芸能関係者)

「藤原さくらの長大なPV」とも揶揄されている『ラヴソング』だが、主題歌に起用された、藤原の1stシングル「Soup」(ビクターエンタテインメント)は、今月8日に発売され、デビュー曲としては大健闘ともいえる初週3.2万枚を売り上げ、オリコン週間シングルランキングにて初登場4位を獲得。先月16日から先行フル配信されていたネット配信でも、レコチョク・iTunes Storeなどで1位を獲得と、音楽面では成果を上げた。

「“福山のバーターとして、新人アーティストを売り込む”というアミューズの思惑は、今回の『Soup』に関していえば、上手くいったといえますし、その『Soup』や、ドラマの劇中歌にも使用されていたカップリング曲『好きよ 好きよ 好きよ』などのプロデュースを担当した福山の懐も、大いに潤ったことでしょう。普通の俳優ならば、主演ドラマが大コケともなれば、大ダメージを受けるところですが、さすがは長年、俳優とミュージシャンの2つのわらじを履いて第一線で活躍してきただけのことはあり、転んでもただでは起きません。仮に、表舞台での需要がなくなったとしても、裏方として活躍していける証明にもなりました」(同)

『ラヴソング』放送中には、「ガリレオの続編だったら見たのに」という声が多く聞かれたため、「早々にガリレオの続編が制作されるのでは?」と憶測する声も広がっているようだ。

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