どうした次期エース候補!『僕のヒーローアカデミア』がアニメに続きゲームも大コケ!?

1605_hiroakabakusi.jpg『僕のヒーローアカデミア バトル・フォー・オール』公式サイトより。

『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中のアクションマンガ『僕のヒーローアカデミア』(以下、ヒロアカ/作:堀越耕平)を原作とするゲーム、『僕のヒーローアカデミア バトル・フォー・オール』が3DS向けに5月19日、バンダイナムコエンターテインメントから発売された。

 現在TVアニメも放送中の人気マンガが原作とあって、それなりに注目を集めたのだが、初週売上は販売本数5,000本台と爆死。この結果には「そりゃそうだろ」「ゲーム化早すぎ。誰が買うんだよ」「ゴリ押し過ぎて原作ファンも辟易」「需要は少ないのに、供給量が多すぎるせい」と、案の定といった声が。

 今回発売されたのは、『ヒロアカ』のキャラクターたちの能力を生かしたアクションバトルゲーム。CPUとの対戦や通信対戦など、よくありそうなバトルゲームなのだが、問題はゲームの内容ではなく『ヒロアカ』自体にあるようで、そもそもゲーム化決定の時から「ゲーム出すほどの人気じゃないだろ」「勝算はあるのか?」「誰が買うんだよ」といった疑問の声は多く上がっていた。

 というのも、4月より放送開始となったアニメ『ヒロアカ』は、1話目の視聴率1.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と初回から大コケ。また、視聴率もさることながらアニメの出来も「普通におもんない」「しょっぱなから話分割するって、スタッフがアホなの?」「とりあえず1話は見たけど、もう見ることはないな」「これはやってしまいましたな」と厳しい意見だらけ。

 第2話では視聴率2.4%と若干持ち直したが、第3話では2.2%、第5話では1.0%以下という数字を叩きだしてしまうほどの大苦戦中。『ヒロアカ』が放送されている“日5”枠では、これまでに最高視聴率5.8%の『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』、最高視聴率6.3%の『七つの大罪』などの人気アニメが放送されていたことも批判の勢いを強めているようで「この枠でこの結果とは情けなさすぎる」「せっかく先輩が耕してくれた枠を潰す気か?」「ジャンプアニメっていまいち伸びないんだよな。原作売れればそれで良いのか」とボロクソ。

 また、批判の対象は『ヒロアカ』ではなく『週刊少年ジャンプ』にまで及び、「アニメ化が早すぎるわ。ゲーム化はもっと早い。なんでもうちょっと育つまで待てないのかね」「腐女子向けとしても中途半端」「ジャンプ激押しだけど、全然おもんない「暗殺教室が上手く行ったからって調子乗ったな」「焦り過ぎだよ集英社」と、ジャンプ側のゴリ押し感が強すぎという見解が。

 確かに『週刊少年ジャンプ』はここ数年で『NARUTO』『暗殺教室』『黒子のバスケ』といった人気作品が続々と終了。また、元々は看板級だった『BLEACH』や『トリコ』はすっかり掲載順位がワースト3圏内をウロウロするといった危機的事態。そのため「ヒロアカに頼るしかないのが今のジャンプなんだよなー」といった悲しい声も。

 ゲームで爆死、アニメもコケ気味と苦しい状況が続く『僕のヒーローアカデミア』。これから迎えるであろう、アニメのクライマックスで巻き返すことができるのか、いろんな意味で注目だ。

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