三船美佳・神田正輝、綾野剛、国生さゆり……なぜ“元日”に芸能スクープが集中するのか

• ツイート
• 

「スタッフ・アップ グループ」オフィシャル ウェブサイトより。

　1月1日の元日にスポーツ新聞各紙で、芸能界の熱愛および破局ニュースが相次いで報じられた。

　もっとも注目を集めたのは、「スポーツニッポン」が報じた三船美佳と神田正輝の歳の差カップルだろう。三船は16歳の時、24歳離れた当時40歳の高橋ジョージと結婚している。今回の神田との年齢差は実に32歳。三船の“ファザコン”ぶりが露呈した形となったが、双方の事務所とも交際を否定している。

　その他にもざっと挙げるだけでも、国生さゆりとメッセンジャー黒田破局危機（スポーツニッポン）、綾野剛と佐久間由衣熱愛（スポーツニッポン）、知念里奈と井上芳雄熱愛（デイリースポーツ）、田畑智子と岡田義徳の破局（ニッカンスポーツ）、NHK桑子真帆アナウンサーとフジテレビ谷岡慎一アナウンサー熱愛（サンケイスポーツ）、元AKB48川栄李奈と浅香航大熱愛（スポーツ報知）など、スポーツ紙各紙が芸能スクープを報じている。

「いずれも、テレビ番組やオフィシャルブログでの発言に基づかない、新聞社独自の取材によるものです。それゆえに、三船神田記事のように、芸能事務所も即座に否定コメントを発表したところもありましたね」（業界関係者）

　スポーツ新聞というメディアはスポーツ関係ばかりでなく、芸能面が充実していることでも知られる。各媒体には芸能事務所に通じた記者も存在し、普段から、事務所と記者の間で申し合わせたような記事が登場することはしばしばだ。その中でも、お正月にこれだけ芸能スクープが集中するのには、何か理由があるのだろうか。

「お正月というのは、政治経済も動いていないので、誌面構成などにおいて、他の記事の影響を受けにくいといえます。さらにワイドショーや週刊誌もお休みですから、後追い報道などがされないのも、特定の情報を、発信者の思い通りの形で伝えるには最適なタイミングといえますね」（同）

　何より、お正月はヒマを持て余している人間も多い。記事の印象をより強く残すことができるだろう。今後も“お正月のビッグな芸能ニュース”は量産されていくのかもしれない。
（文＝平田宏利）