オスカーが奥の手! 女優休業したはずの“低視聴率女王”剛力彩芽がNHKでドラマ復帰で…

1512_goriki.jpg「NHK」公式サイトより。

 9月、4枚目のシングルCD「相合傘」(SMR)をリリースした際、当面の間、女優を休業し、歌手活動に専念することを発表していたはずの“低視聴率女王”剛力彩芽が、あっさり前言を撤回し、ドラマ出演することが明らかになった。

 剛力が出演するのは、来年1月11日午後9時より、NHK BSプレミアムで放送される特集ドラマ『ジャングル・フィーバー』で、剛力は“主演”を務める。

 同ドラマは、人類存続のため、宇宙船に乗せられた7人の死刑囚による密室サスペンス。核戦争の勃発による人類滅亡の危機が迫った2065年、死刑囚の中から選び抜いた7人を、宇宙船に乗せる「人類再生プログラム」が極秘裏に進められていた。それは、地球から46光年離れた地球と同じ環境を有する惑星に、人間を運び込んで人類の絶滅を防ぐという計画だ。大学生で死刑囚の原口沙織(剛力)は、他の乗組員と協力しながら生き伸びることを願っていた。しかし、隔絶された宇宙船という密室は、心理戦によるサバイバルの舞台と化していた。無機質な宇宙船を舞台に、アマゾンのジャングルさながらに、弱肉強食の世界が繰り広げられていく密室サスペンス・ドラマだ。

 剛力以外の乗組員役は、大東駿介、篠原ともえ、阿南健治、高橋メアリージュン、矢柴俊博、内藤理沙、一ノ瀬ワタルの7人で、大東のみ死刑囚役ではない。その他、法務大臣役で、國村隼が出演する。

 剛力といえば武井咲とともに、所属事務所オスカー・プロモーションの強力な“ゴリ押し”で、多くの仕事を獲得していった。一時は、「剛力を見ない日はない」というほど、テレビに出まくっていた。

 しかし、女優として主演したドラマはことごとくズッコケた。福田沙紀とのW主演だった『IS~男でも女でもない性~』(テレビ東京系/11年7月期)は平均視聴率2.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大惨敗。連ドラ単独初主演となった日本テレビ系の深夜ドラマ『ティーンコート』(12年1月期)は平均3.4%。ゴールデン帯で主演した『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系/13年1月期)は平均11.4%で、それほどひどくはなかったが、よりによって最終回で8.1%を記録。フジ月9の最終回としては、史上ワースト視聴率を出してしまい、月9の喜ばしくない伝説に、その名を残してしまった。

 その後、プライム帯(午後7時~11時)では、すっかり主演オファーがなく、14年1月期のテレビ朝日系の深夜ドラマ『私の嫌いな探偵』で1年ぶりに主演を務めたが、平均6.8%とイマイチ。同年7月期にヒロインで出演した『あすなろ三三七拍子』(フジテレビ系/柳葉敏郎主演)は、ゴールデン帯で平均5.2%と惨たんたるものだった。

 それ以降、パッタリと連ドラ出演オファーがなくなり、1年3カ月ぶりの主演となった深夜ドラマ『天使と悪魔 -未解決事件匿名交渉課-』(テレビ朝日系/今年4月期)も、平均6.1%と良くなかった。

 ゴリ押ししても、剛力の需要がなくなったオスカーは方向転換をして、歌手専念を決断。あれだけ、テレビに出ていた剛力を最近見かけるのは、MCを務める『GO!オスカル! X21』(テレビ朝日系)くらいなものになってしまった。

 ところが、肝心の4枚目のCD「相合傘」のセールスはパッとせず、歌手専念プランも早くも暗礁に乗り上げていたのだ。そこで、オスカーは“奥の手”ともいえるNHKへの売り込みを開始したようだ。

「今回のドラマは単発で、しかも地上波ではなくBS。地上波プライム帯での連ドラに比べれば、それほど話題になるとは思えません。逆に、BSの場合、視聴率のことをとやかく言われることもないので、“低視聴率女王”にとっては、かえってありがたい話です。注目度は民放より落ちますが、NHKは総合、BSプレミアムで、それなりの本数のドラマを制作していますので、ある意味狙い目です。ただし、民放より、ギャラは安いですが、もはやそんなことを言ってる場合でもありません」(テレビ関係者)

 NHKといえば、かつて、剛力は13年の大河ドラマ『八重の桜』にレギュラー出演し、主役の八重(綾瀬はるか)の幼なじみ役を演じた実績もある。歌手活動が頭打ちとなった今、“NHK専属女優”になるという手もありか?
(文=森田英雄)

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