新たな読書体験!“ゲームブック風”テキストベースのSFアドベンチャーゲームが話題に

■シンプルに深く楽しめる“メッセージ”アドベンチャー『Lifeline』

「春まで待てない!」という向きには、ゲームブック感覚で楽しめる格好のゲームアプリがある。それがSFアドベンチャー『Lifeline』(iOS版、Android版)だ。当初はiOS版のみ日本語に対応していたが、この10月にAndroid版も日本語に対応して日本では人気が再燃している。ちなみに現在の価格はiOS版が120円、Android版が244円(11月23日現在)。

 詳細不明の衛星に宇宙船が墜落したところから物語がはじまり、遭難した青年・タイラーから助けを求めるメッセージがプレイヤーのスマホに届くという形でゲームが進む。タイラーはどうやらひとりぼっちのようで他の乗組員たちは死亡したのかまだ生存しているのか、当初は何も分からない状態だ。プレイヤーは届けられるメッセージから状況を判断してタイラーに適切な指示を与えてサバイバルさせなければならないのだ。まさにプレイヤーの指示はタイラーにとっての“命綱(ライフライン)”なのである。

 ゲームブック風ながらスマホゲームならではの斬新なシステムも特徴だ。不時着した衛星を探索するタイラーからリアルタイムでいつ何時でも新しいメッセージがプレイヤーに届き、すぐに返信してもいいし、仕事中や授業中であれば後から時間があるときに返信してもいい。iOS版であればアプリを起動することなくiPhoneのロック画面から直接メッセージを返信することも可能である。

 下した判断が思わしくないと思ったときには、物語の前の部分に戻り、違う選択をして物語がどう進むのかチェックすることもで可能だ。生きるか死ぬかのサバイバルをリアルタイムで繰り広げているタイラーと暫しの間、“スリルと冒険”を共有できるこのアプリ、ネット接続しなくともプレイが可能でアプリ内課金や広告も無いので煩わされることなくプレイに集中できるだろう。自分本位のペースでタイラーと“交信”することができ、まさに“スキマ時間”を活用して楽しめるゲームアプリなのだ。さらに第二弾『Lifeline 2』も日本語版がつい先ほど完成したので、“1”が終わった後にも楽しみは続きそうだ。たまにはこのようなテキストベースのビデオゲームを、想像力を膨らませながらじっくり堪能してみるのもいいかもしれない。
(文/仲田しんじ)

【参考】
・Engadget
http://www.engadget.com/2015/11/12/alone-with-you-developer-on-narrative-video-games/

・Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.threeminutegames.lifeline.google&hl=ja

新たな読書体験!“ゲームブック風”テキストベースのSFアドベンチャーゲームが話題にのページです。おたぽるは、コンシューマーゲームゲームスマホゲームの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!