「垢BANされたやつの悲鳴を聞くのは心地よい」 『ドラクエX』で荒稼ぎしたチーター処罰も「いくらでもゴミは湧く」!?

1511_dqxcheat.jpg『ドラゴンクエストX』公式プロモーションサイトより。

『ドラゴンクエスト』シリーズのナンバリングタイトル、MMORPG『ドラゴンクエストX』(以下、『ドラクエX』)。登場から3年以上が経った今も人気を集める同作において、チート行為が発覚した。今月18日、プレイヤー専用サイト「目覚めし冒険者の広場」で、プロデューサー・齊藤陽介氏が行為について言及。多くのゲーマーから「バンバン逮捕しろ」と賛同の声が上がることとなった。

 2012年にWiiで登場し、現在ではWii U、ニンテンドー3DS、Windows、dゲームでもプレイ可能となっている、『ドラクエ』初のオンライン専用ゲーム『ドラクエX』。ステージ、エリア、モンスター、職業など、さまざまな要素が追加され、“竜族”が出現するバージョン3.1まで展開が進む人気タイトルとなっている。また、嵐・二宮和也やバッファロー五郎・竹若元博をはじめ、多くの著名人がプレイしていることでも有名だ。

 今後はプレイステーション4や任天堂の新ハード・NXにも対応を予定している『ドラクエX』だが、今月中旬、チート(データを改ざんする不正行為)を行っていたプレイヤーが処罰された。そのチートは、強い武器を量産できるというもので、プレイヤーは50億G(400万円相当)を稼いだという。18日、今回のチート騒動について、齊藤氏が「目覚めし冒険者の広場」で、「皆さんにご心配をお掛けしてしまったため、この件についてコメントを出すことにしました」と始めた。

「不正行為および、それを拡散する行為は、それだけ重大な問題であるという認識――インターネット上にあがっている話題には、多くの虚偽情報があることも確認しています。ゲームのデータを簡単に改ざんできるような情報がまことしやかに流れていますが、そのような事実はありません。インターネット上での情報を安易に信じることの無いようにご注意いただけたらと思います。今回の件では、プレイログを遡り、不正行為への関与を確認した20アカウントを対処しており、引き続き調査を継続しています――また、今回の件は非常に悪質なものであるため、情報を取りまとめたうえで、警察に相談します」


 このチート騒動に、ゲーマーからは「仕方ないね、ザマー」「やれやれガンガンやれ」「もう、リベラルは全員逮捕でいいよ」「垢BAN(アカウント剥奪)されたやつの悲鳴を聞くのは常に心地よい」などのエールが上がったが、同時に「終わったな」「こういうのがいると普通にやるのがアホらしくて、やめるやつもいるから損害でかいな」「やめる人増えるだろうね」「自分で巻いた種なのに金払って購入したユーザーを取り締まるって『ドラクエ』ももう終わりだな。誰もユーザーついてこないよ」という声も多い。

 また、「チートは昔からある不正行為。簡単にはなくなりません」「ネトゲ=チート。なくならないでしょうね」「いくらでもゴミは湧く」と匙を投げるかのようなゲーマーも。実際に去年、ネクソンが運営するオンラインFPS『サドンアタック』(GameHi)で、チートツールの作成・販売を行った少年3人が書類送検されるという事件も起きた。

『ドラクエX』においても、ゲームのパスワードやIDなどを聞き出し、キャラクターを乗っ取る不正アクセス行為などをした疑いで、中学3年生(15)が書類送検されている。

 齊藤氏もチートに限らず、多種多様な不正行為に対して「イタチごっこが、発売から現在まで続いていることはまぎれもない事実」とつづっている。ただ、改めて「これからも不正行為の取り締まりは厳しく行ってまいります」「皆さんに安心して遊べる環境を提供するべく、尽力してまいります」と表明しているので、今後の取り締まりに期待したい。

「垢BANされたやつの悲鳴を聞くのは心地よい」 『ドラクエX』で荒稼ぎしたチーター処罰も「いくらでもゴミは湧く」!?のページです。おたぽるは、コンシューマーゲームPCゲームゲームの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!