日本人の“パチンコ気質”が明らかに!? スマホゲーの1カ月平均課金額が、圧倒的な差で世界1位「月平均、約2,970円…」

1511_smaphogame.jpg『白猫プロジェクト』公式サイトより。

 6,500万ダウンロードを誇るワンフィンガーRPG『白猫プロジェクト』(コロプラ)や、ディズニーキャラクターのパズル『ツムツム』(LINE)、『ラブライブ!』のリズムアクション&アドベンチャー『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』(KLab)など、ヘビー・ライト問わず人気を集めるスマートフォン向けゲーム(以下、スマホゲー)。このたび、アメリカの調査会社・EEDARが、今年のスマホゲー市場を公表したのだが、その結果に国内からは「恥ずかしいわ」という声が上がっている。

 プレイヤー人口は15億人に昇り、世界で250億ドル(約3兆円)に増加したという今年のスマホゲー市場。市場規模の1位は54.1億ドルの北米、次いで51.6億ドルの日本、50.1億ドルの中国、だいぶ落ちて13.7億ドルの韓国となる。なお日本は、プレイヤー人口が4,580万人と中国のおよそ8分の1、北米の3分1にもかかわらず2位に……。

 また、日本における1カ月のスマホゲー課金額は、1人あたり平均24.06ドル(約2,970円)とのこと。2位の韓国が12.83ドル、以下北米が6.61ドル、中国が2.88ドル。韓国をダブルスコアにした日本は相当に高いと言える。ただ、1週間の平均時間は、中国4.3時間、韓国3.9時間、北米&日本3.5時間となっており、決してプレイ時間は長くない。つまり、短時間でバンバン課金しているというわけだ。

 その他、どの国も上位5位に入らないRPGが“遊ぶジャンル”2位となっている日本。色々と違いが見えて面白い調査結果ではあるものの、同時に嬉しいこととも言えないこの結果に、「これ恥ずかしいデータだよな」「馬鹿ばっか」「日本人は堅実ではなかったのか」「我慢できない小学生並みになってるってことだろ、大人が」「基本的に騙されやすい民族なんだろうね」「ナマぽの使い道も変わったな」「毎度ありがとうございます!」などの声が上がった。

 また、「パチンコに次ぐ、日本人搾取システムの完成」「パチンカスと同じ心理状態だろ」「パチンコも真っ青なくらいの射幸心煽りまくり、規制ゆるゆるの設定だもん」「ガチャってほんとパチンコと同じだね」「平気で課金する人はパチンコ気質なんだろう」と、パチンコを例に出す人も多く、中には「そう言えば、芋屋(SNKプレイモア)はパチから撤退して、ゲームに本腰を入れるそうだが、規制で雁字搦め(がんじがらめ)のパチよりこっちのほうが儲かると踏んだんだろうね」と、今月2日にパチスロ事業からの撤退およびゲーム事業の体制強化を発表したSNKプレイモアの思惑を推測する人も見られる。

 しかし一方、「世界一の鉄道大国だからな。当然の結果だろ」「ガチャって、RPG要素と相性いいからな」「月に2,000円なら高すぎるわけでもないし、こんなもんだろ」など、結果に納得する声も上がっており、さらには「俺もログレス(MMORPG『剣と魔法のログレス』/Aiming)に通算300万近く使ってるからな」と、謎の自慢をする人も。

「おたぽる」内でも、以前『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』に800万円つぎ込んだ猛者の記事を上げたが、800万円は異例ながらも、一昔前の「課金したら負け」という風潮は消えつつあるように感じるスマホゲー。ゲーム業界が盛り上がるのは歓迎でありながら、昨今の流れを多くのゲーマーが望んでいるとも到底思えない。今後、ゲームメーカーのコンシューマー離れは、ますます加速していくのだろうか。

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クソな世の中にパワーゲイザー!!

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