“世界最小”の記録更新！ 手軽に扱いやすく進化するカジュアルな最新ドローンに注目

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■手首に巻きつけるウェアラブルなドローンも開発中

　手軽さという点では、昨年コンセプトモデルが登場して現在製品化が進んでいる“ウェアラブル”なドローン｢Nixie｣の登場も待ち遠しいところだ。

　この｢Nixie｣は、昨年冬に行なわれたインテル主催のウェアラブル製品開発のアイディアコンペ「Make It Wearable Challenge」で見事グランプリに輝いた企画で、手首に巻いた状態で携行し写真を撮りたいときにサッと外してすぐさま飛ばし、実に手軽に空中撮影を行なうことができるウェアラブルなドローンだ。

　紹介動画を見ると、まるで「鷹匠」さながらに、獲物を狙って飛び立つ鷹のように手首からドローンが“羽ばたく”光景がなかなかのインパクトだ。飛行のコントロールをジェスチャーで行なえるという点も“生きもの”っぽくてユーザーフレンドリー設計なのかもしれない。さすがに手首には着地できないだろうが、写真を撮ったあとはユーザーのもとへと戻ってくるということだ。

　この画期的な｢Nixie｣を開発したクリストフ・コストル氏、ジェレナ・ジョバノヴィク氏の2人にはインテルから賞金50万ドル(約600万円)が授与され、現在製品化へ向けての最終段階の作業に取り組んでいるという。一方では何かと物騒な話題も提供してくれるドローンだが、このように手軽に扱いやすい方向へと進化する流れにも注目したい。
（文／仲田しんじ）

【参考】
・The Daily Dot
http://www.dailydot.com/lol/tiny-drone-can-rest-on-fingertip/

・「Nixie」公式サイト
http://flynixie.com/

 
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