AV女優のオタク狩り──関係者の間でそんな呼ばれ方をしているのが、セクシーアイドルグループ“第2世代・恵比寿マスカッツ”こと「恵比寿★マスカッツ」だ。
「恵比寿マスカッツ」はAV女優を主体としたアイドルユニットで、08年に結成。蒼井そらがリーダーを務め、10年に発売したデビューシングル「バナナ・マンゴー・ハイスクール」はオリコン初登場8位を獲得。13年の解散までにアルバム2枚をリリースし、中野サンプラザ、渋谷公会堂などのライブも満員にする人気ぶりだった。
「恵比寿☆マスカッツ」はその第2世代として結成されたもので、9月26日、東京・新宿のスタジオアルタにてメンバー33人を発表。ちなみに今回のお披露目イベントは、10月7日にスタートした深夜番組『マスカットナイト』のMCである大久保佳代子とおぎやはぎが司会を務めた。
約40名の報道陣に向けてアピールしたメンバーの中には、つい先日まで借金女を集めたザ・マーガリンズのメンバーとして活動していたグラビアアイドル・石岡真衣の姿もあり、ここでは借金キャラから一転「セクシーモノマネが自慢です」と、ヤギやマントヒヒのモノマネをセクシーに演じてみせた。
リーダーに立候補している由愛可奈と星野ナミはAV女優であり、その世界では売れっ子の明日花キララもメンバー。集まったメンバーたちは他の大所帯アイドルと比べると、自らのカラダを見せる技術が洗練されており、集合写真の撮影中でも自分を写しているカメラマンが見つけるや、視線を送りながら胸の谷間を作ってウインク。これには取材カメラマンも「さすがそこらのアイドルとは違う。勃っちゃいますね」と漏らすほど。
彼女たちは11月25日に早くもシングル曲「TOKYOセクシーナイト」で歌手デビューが決まっている。司会の矢作兼からは「いま結成したばかりなのに。2カ月で歌をなんとかしようというのは見切り発車も甚だしい」という突っ込みもあったが、メンバーからは「アイドルの歌なんて、いま機械でどうにでもなるじゃん。心配するポイントが違うよ」という反論も。
関係者によると「初代は人気があったのにグラドル系とAV女優が派閥のように割れてしまい、グループ内の調整が大変だった。グラドル系はAV女優と同じように見られるのを嫌がり、AV女優側は肉体の露出に消極的なグラドル系が活動の妨げになっていると言っていた」という。
今回はそのあたりの問題が起きない“秘策”があるとのことで「アイドルファンの性欲をもっと刺激できるグループになる」と胸を張る。
「今、アイドルグループは飽和状態で冬の時代に入りつつありますけど、その中で、もろにファンの性欲を掻き立てられるのはウチだけ。清純派といわれているアイドル連中も裏では男とヤリまくっていたりするんだから、セックスについても堂々と語れるアイドルの方に来てもらいたい」(同)
アルタ1階にはアイドルオタク風の“出待ち”ファンが数名おり、何人かに声をかけたところ、少し前までAKB48の柏木由紀の熱狂的ファンだったいう人に出会った。
あるアイドル評論家からは「清純というキーワードがないと成功は難しい」という声もあるが、このファンは「恋愛禁止とか白々しい話にはちょっと飽きた」と話す。
「マスカッツは人生経験とポテンシャルが違う感じがして気になってました。好みのファンだったら、実際にデートしてくれそうなマスカッツの追っかけする方がいいかなって。エッチの百戦錬磨のAV女優さんとか、童貞や恋人募集中が多い僕らにとって教祖的な感じ」
素人っぽさが受けていた過去の大所帯アイドルグループでは、絶対に真似できないようなアプローチができるセクシーアイドルグループ。彼女らが大金を捧げるオタクファンを獲得したらビッグビジネスになりそうである。
(文=ハイセーヤスダ)
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