「バーベキューで焼くお肉は、ブロックですよ!!」 『ONE PIECE』尾田栄一郎、まさかの“良い肉食ってる”アピール!

1509_oda_onepiece.jpgONE PIECE78巻(集英社)

「原稿料はアシスタント代で消える」「単行本が売れないと稼げない」……など、プロになれたとしても金を稼ぐのは一苦労と言われるマンガ家。だが、ヒット作に恵まれれば、“良い肉”が食えると、マンガ家の尾田栄一郎が意外な場所で提言した。

 尾田栄一郎といえば、言わずと知れた『ONE PIECE』の作者。同作は、「週刊少年ジャンプ」で1997年から連載中の作品で、単行本は現在78巻まで発売。今年6月には、単行本の累計発行部数が世界で3億2086万6000部(14年12月末までの累計)を記録し、「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されるなど、今、“日本一稼いでいるマンガ家”と言っても過言ではない人物だ。

 そんな尾田は、8月31日発売「週刊少年ジャンプ」40号に掲載された、「第90回手塚賞」の募集ページで、審査員として応募者に激励のコメントを寄せた。尾田以外にも、『SLAM DUNK』の井上雄彦、『DRAGON BALL』の鳥山明、『NARUTO-ナルト-』の岸本斉史、『テガミバチ』の浅田弘幸といった作家からもメッセージが寄せられているが、例えば手塚プロダクションの場合……。

「審査員が最終選考に残った作品を読んだ時に、思わず『これ面白い』『斬新』『うまい』『キャラ立ってるね』『表現力抜群』といった感想も持った作品が残り、『またこのパータン』『どっかで見た』『レベルじゃないね』と評価された作品が落とされます。これらを参考にしてください。たくさんの応募待ってます。」(手塚プロダクション)


 また、「決められたページ数に、うまく収めて描くのはむずかしいのですが重要なポイントです。」(鳥山明)、「人にネームを見てもらい意見を言ってもらうことは大切なことです。」(井上雄彦)といった、とてもタメになるメッセージが見られる中、尾田はと言うと、

「うちのバーベキューで焼くお肉は、ブロックですよ!! なぜなら漫画家だから!! 漫画家になりたくなりましたか!? じゃあなりましょう!! 世の中にはたくさん漫画が出ていてその数だけお手本があります。面白い物を描ければ賞金が貰えていい店で肉を食えます。頑張れ!!」(尾田栄一郎)


 と、まさかの“良い肉食べている”アピール。良くも悪くも尾田のコメントは目立っている。

「尾田栄一郎は以前にも手塚賞応募者に対し、『マンガ家になれば仕事で芸能人に会える』『マンガ家になれば会社に行かなくて済む』といった、自由気ままなメッセージを送っています。ほかの作家と比べれば、中身がなさすぎるメッセージではありますが、尾田栄一郎なりの激励なのでは。来年はどんなメッセージが尾田栄一郎から飛び出すか、個人的には楽しみにしていますけどね」(マンガライター)

「うちのバーベキューで焼くお肉は、ブロックですよ!!」と、(たぶん)ドヤ顔の尾田栄一郎。さぞかし“ドン!!”とした良い肉を食っているのだろう……。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社)

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