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“脱退するリーダー”に「裏切られたと思った」 はちきんガールズの新たな戦いが始まった「サバイバルライブ2015」濃密レポ

150724_hachikin_7.jpg頭脳明晰で歌唱力も抜群のリーダー、平田伊梨亜。この日も全力のパフォーマンスが光っていた。

 また、この日のライブで初披露された新曲(タイトル未定)は全編英語詞。作詞および振り付けは、はちきんガールズのリーダー、平田伊梨亜によるもの。昨年10月より半年間、英国オックスフォード大学に留学していた平田の才能をいかんなく発揮した傑作といえる。この曲もまた、ロサンゼルス行きが決まった際には、現地で大きな武器となる作品になるだろう。

 この日のライブを迎えるにあたって、事前に、ひとつの注意事項があった。「濡れてもいい恰好で来てください」とのこと。これは当日ステージ前に貼られた張り紙にも、同様の項目が見られた。

 そして、一層目を引くのが、ほぼ実物大のカツオの模型。実に精工に作られている。それもそのはず。このカツオは世界の「海洋堂」が制作した特注品。もちろん一点もので購入する事は出来ないが、価格にすれば100万円を軽く超えるとのこと。はちきんガールズは、海洋堂のイメージガールをしていることもあって、この日のライブのために作られたものだ。この日、ライブ会場には海洋堂の宮脇社長の姿もあり、一般のお客さんと一緒にライブを楽しんでいた。

150724_hachikin_8.jpg「前ブロックは必ず濡れます」の文字が。150724_hachikin_9.jpg海洋堂謹製カツオ放水銃。

 ライブが開始して1時間程経った頃、ステージからカメラ等の精密機器をしまうようにと再度「警告」があった。「はちきん地鶏」のイントロが始まる。CDに収録されているバージョンよりテンポが速いライブに特化されたバージョン。ステージから駆け下りてくるメンバーたち。いよいよ放水開始! 事前に配られたビニール袋、カメラ用のレインカバー、タオルなど対策はバッチリの筈だった。水を撒くと言っても、オモチャの水鉄砲でチョロチョロと水しぶきが飛んでくるくらいだろう。そう高を括っていた。

150724_hachikin_10.jpg梶原妃菜子が手にする海洋堂謹製の「カツオ放水銃」。想像以上の水量と飛距離で客席が水浸しに。
150724_hachikin_11.jpgひしゃくで客席に「打ち水」をする石川彩楓。

 しかし、水攻めは「5分間の恐怖」だった。前述の海洋堂のカツオには水道のホースが直結されている。短く見積もっても5メートルは飛ぶ放水銃だった。放物線を描く水の流れは、土佐の荒波の様に容赦なく客席に押し寄せた。とりわけ梶原が「カツオ銃」を手にした時は、飛んでくる方向が全く予想できず、逃げ惑うより他なかった。カツオ銃からの放水のほか、ヒシャクで打ち水のようにブチまけられる水、さらに飛び交う水風船。これ程までに、ずぶ濡れになるとは思いもよらなかった。でも、ここだけの話、ものすごく楽しかった。

150724_hachikin_12.jpg川村(右)めがけて放水銃をぶっ放す梶原。「かわぱら」コンビは面白い。

 その後のMCでは、10月28日にCD発売が決定した事が発表された。収録曲は「雨のスクリーン」と、この日初めて披露した新曲(タイトル未定)。しっとりした曲調の「雨のスクリーン」とクールな英語詞がつづられた新曲。どちらも成長したはちきんガールズを感じさせ、今から発売が待ち遠しい。

 さて、ここまで明るい雰囲気で進んできたライブだったが、リーダーの平田が読み始めたスピーチで、一気に会場の空気が変わった。事前に予告されていたメンバーの脱退についてだ。

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