「アニメはいいから新作ゲームを出してくれ」という声も…『ロックマン』新作アニメが多方面から注目を集める

1506_megaman.jpg『Mega Man』公式サイト(英語)より。

 今月3日、電通の子会社・電通エンタテインメントUSAが『ロックマン』“新作アニメ”の製作を発表した。

『ロックマン』は、カプコンが1987年に日本でリリースした人気アクションゲーム。海外では『Mega Man』として親しまれ、その人気は日本のそれを超えるほどと言われている。そんな『ロックマン』の新作アニメを制作するのは、『アルティメット・スパイダーマン』などのヒーローアニメの原作や、『ベイマックス』の原案にも携わったアメリカのクリエイティブスタジオ、マン・オブ・アクションエンタテインメント。アニメは全26話で、海外では2017年放映予定。日本での放映予定は今のところ不明だ。

 全世界でのアニメ放映権と、キャラクターの権利などは電通エンタテインメントUSAが保持するとのこと。同社は2010年にグローバルコンテンツの開発・プロデュースを目的に設立された会社で、『デルトラクエスト』の世界展開をはじめ、最近ではレベルファイブの『ダンボール戦機』の海外アニメ『Little Battlers eXperience』も手がけている。15年には『妖怪ウォッチ』の北米展開も予定しており、今回の『ロックマン』新作アニメはそれに続く形となった。

 本作は『ロックマン』の誕生30周年を記念して製作されることもあり、日本のネット上でも「アメリカンコミックなロックマンになりそう」「筋肉ムキムキなんだろうな」など、アニメ化を楽しみにする声が多数上がった。ネットでは海外ローカライズされた『ロックマン』のゲームパッケージが“リアルすぎる”とたびたび話題になることもあり、期待と不安が入り交じっているよう。また、声優の置鮎龍太郎(@chikichikiko)も「日本では(放映が)未定かぁ。気になる!!」とツイートし、スピンオフマンガ『全員集合 ギャグって!!ロックマン!』(KADOKAWA)の作者・ひでのや参吉(@hinodeya3)も「おおっロックマンのアニメ化!(^^)」と反応を示していた。

 そんな喜びの声が上がる一方、2010年のダウンロード専用『ロックマン10 宇宙からの脅威!!』以降、『ロックマン』の新作ゲームが発売されていないことから、「アニメはいいからロックマンシリーズの新作を出してくれ」といったゲームの新作を求める声も多く見られることに。

 日本でさまざまな声が上がる中、制作を手がけるマン・オブ・アクションエンタテインメントのダンカン・ルーロ氏は1990年代に日米で共同制作されたアニメシリーズ『Mega Man』を賞賛した上で、「過去の作品に敬意を払いつつ、新しいアニメを制作していきたい」と語っている(アメリカのニュースサイト「/Film」より)。現段階ではティザーイラストや公式サイトなどは未公開で、今後の続報が待たれる。

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