バクステ外神田一丁目とアフィリア・サーガはライバル!?　カフェ発のアイドルが見るお互いの姿とは【前編】

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左から、広沢麻衣、針尾ありさ、もえのあずき。

――「アフィリア・サーガのいいところを吸収したい」という意気込みで臨んだツーマンライブでしたが、実際にどんなことを学べましたか？

もえの　アフィリア・サーガさんの出番の時は、すごい盛り上がっていたので、バクステはまだまだだと思いました。盛り上げ方や一体感の出し方をもっと学んでいきたいと思います。

広沢　もえあず【編注：もえのあずき】が言うように、やはりまだまだ盛り上がりが足りないと、アフィリア・サーガさんのステージを見て思ったので、もっと一体感を出したいですね。

針尾　アフィリア・サーガさんは、楽屋でもアイドルだったというか……、私たち、すぐに“素”が出ちゃうのですが、アフィリア・サーガさんはそういうところがなかったので、ちゃんと“アイドル”なんだなと思いました。そういうところを見習いたいです。

――ちなみに、みなさんはどんな素が出てしまうのですか？

針尾　特典会や握手会の後に、疲れて座っちゃったり、「ウキャキャ」って笑っちゃったりするので、そういうことがないように心がけたいと思いました。

――では、オープニングアクトとして出演した時から、ツーマンライブまでの約2年間、自分たちの“成長した”と思えるところはありますか？

広沢　この2年間で、メジャーデビューしてからは、シングルを4枚出させてもらい、アルバムも1枚ださせてもらっているので、私たちの環境もすごく変わりました。個人の活動も増えているので、以前よりも知っていただけるチャンスは増えていると実感しています。パフォーマンス力も以前よりも上がったので、グループとしての一体感が出てきたと思っています。

針尾　私も、本当にグループとしてのまとまりが出てきたと思っています。やはり私たちは人数が多いので、最初の頃はなかなかまとまらなくて、リハーサルにも時間がかかっていたんです。でも、最近はそういうこともなくなってきています。あと、個人的なところでは、体力がものすごくついたのが、うれしいです。

もえの　2人が言ったことはもちろんですが、個人的には大食いアイドルとして食べる機会が増えたので、胃袋が成長しました。テレビ番組で私のことを知ってくれた人も多くなったので、私が歌ったり踊ったりする方にも足を運んでもらいたいな。

――逆に、この2年間でアフィリア・サーガの成長を感じるところはありましたか？

針尾　アフィリア・サーガさんは、私の中では“かわいいアイドルの代表”だったのですが、この長い時間の間にカッコいいところも魅せるようになったので、そういう姿もすてきだなと思いました。

広沢　個々のキャラクターがしっかりしていると思います。私たちはメンバーがたくさんいるので、毎回ライブも違うメンバーだったりして、コミュニケーションをとりづらかったりするのですが、アフィリア・サーガさんは、同じメンバーでやっているからこそ出せる、ライブでのお客さんとの一体感がすごいと思っています。この前もライブを見させてもらいましたが、アフィリア・サーガさんの世界観やほかのアイドルにはないかわいらしさなどの雰囲気も、すごくいいなと思います。

――では最後に、もえのさんがアフィリア・サーガについて“ライバルのような特別な存在”と話していましたが、バクステ外神田一丁目にとって、アフィリア・サーガさんはどのような存在でしょうか？

広沢　ライバルというよりは、ライバルとはまた違う……ジャンルが違うというか…。

針尾　系統が違うよね？

広沢　系統は違うけど、カフェを拠点としているのは同じなので、「いつかは追いつけ追い越せ」の気持ちで、私たちを頑張らせてくれる存在だと思います。

針尾　私はアフィリア・サーガさんの衣装がすごく好きで、そういう衣装を来たくてアイドル活動を始めたんです。毎回、そういうところがうらやましいなと思っているので、同じステージに立てるようになっても、アイドルの先輩として尊敬しています。

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　同じカフェ発のアイドルであっても、やはりバクステ外神田一丁目からすると、アフィリア・サーガは、憧れの存在であり、目標でもある存在のようだ。インタビュー後編では、そのアフィリア・サーガがバクステ外神田一丁目をどのように見ているのかを掘り下げる！
（取材・文／桜井飛鳥）

 
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