【実録・アイドルオーディションの裏側】誰でもOK!? “天空アイドル”を目指すオーディションの審査基準とは

1409_akidora1_01.jpg「アキドラ公開オーディション vol.1」が9月13日に開催された。

 アイドルのライブが見られるカフェとして1周年を迎え、東京・秋葉原での認知度がますます高まるAKIBAドラッグ&カフェ(以下、アキドラ)。そのアキドラを運営する株式会社アキドラが、この度、ダイコクプロダクションを設立。アキドラを広めるための専属のアイドル “天空アイドル”を募集するオーディションを開催された。今後も随時開催していくというアキドラのアイドルオーディションの舞台裏を、3回シリーズでお届けする。第1回は、オーディションの審査基準とシステムについて、レポートする。

 まず、「なぜ、ドラッグストアがアイドルを?」と疑問に思うかもしれないが、何でも、“人を喜ばせたい”というアキドラの強い想いから始まったという。夢を持っている子、頑張っている子を応援したいという気持ちからだというが、当然、企業によるアイドルグループの結成はマーケティングのひとつであり、企業のプロモーションとしての効果も狙っている。エナジードリンク「RedBull」の試供品を配る2組の女性“レッドブルガールズ”や、武田鉄矢がプロデュースする“食ドル”の赤マルダッシュ☆といった企業アイドルのイメージだ。

 アキドラ=ダイコクの顔となるのだから、審査基準は厳しいはず……と思えば、「極論を言えば、応募者全員が合格です」と話すのは、プロジェクトを担当する坂巻康治郎マネージャーだ。

「人は見た目ではないと思います。ユニットを結成していくにあたって、かわいくない子が集まってもいいんです。アキドラを広めていくために、いかに人を元気にするか、楽しくしてあげられるか、そういう内面的な部分を重要視しますから」

 小太りでかわいくない子であれば、ダイエットをさせてきれいになるようにサポートし、音痴であったりダンスが踊れなくても、できるようになるまで支援をする。アピールできる特技がないのであれば、一緒に見つけていけばいい。プロダクションとしては、“やる気があればできる”というスタンスであり、そうした支援をアイドルにしていくことが、プロデュースの仕事だと考えていると話してくれた。

「諦めない気持ちや上昇志向がある子、人間としての魅力がある子を、全面的にバックアップし、プロデュースしていきたいと考えています。だから、書類選考の1次審査では、写真は参考程度で、志望動機から強い想いのある子たちかを見ています。“アイドルを見て、自分が元気になったから、今度は自分が元気を与えたい”という子たちが、面接と技能テストの2次審査に進んでいますね」

 実際に、応募者の中にはアイドルになる夢を諦めきれずに応募した社会人がいたりと、本気でアイドルを、そしてメジャーデビューを目指しているやる気のある女の子たちが集まってきているという。また、きちんとしたプロモーションができる地下アイドルの事務所はまだ少ないため、“自称アイドル”ではない活動をしたいという、意欲的な女の子も多いと坂巻マネージャーは語る。

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