寸劇からヲタ芸、白塗りアイドルまで登場!?　アキドラ1周年ライブで発掘した個性派アイドル7選

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■ステーション♪　“鉄ちゃんのハートも掴む楽曲！”

　今回の対バンライブで、唯一知っていたグループ（ただし、知っていたのは初代メンバーだけ……）。メンバーが入れ替わって、いい感じにちょっと大人になった印象を受けた。久々に観たオリジナルメンバーの南寧々も、今ではメンバーを引っ張るリーダーとして頼もしく成長しているようだ（デビューから2年経てばそりゃそうか！）。ノリのいい楽曲も、鉄道アイドルらしく、鉄道に関するフレーズが歌詞に含まれていて、相変わらず鉄道ファンの心もくすぐってくれる。

■香坂きの　“ダンスパフォーマンスは大好きなヲタ芸!?”

　ファンの中にプラモデルを持った人がいたので、何ごとかと思ったら、プラモデルアイドルらしい。しかし、それよりも心に響いたのは、ヲタ芸のレッスンDVDやヲタ芸の歌を作ってしまうほどのヲタ芸好きということ！ ライブではそのヲタ芸の歌を歌い、そのダンスは案の定のヲタ芸！　サイリウムを手に取り、キレキレのヲタ芸を披露してくれた。おそらく、今回の対バンライブで、最もユニークなアイドル。

■NECRONOMIDOL　“ライブ＝おどろおどろしい、MC＝キャピキャピ”

　物恐ろしい雰囲気で、ダークな曲を歌う4人組（当日は1名欠席）。白衣に裙子、そして足袋という子坊主風の衣装も異様だが、特に白塗りでクモのペイントがされたメンバーが異彩を放つ。ホラーのようなおどろおどろしい世界観を魅せるライブだったが……。MCに入るなり、白塗りのメンバーがものすご〜く明るい笑顔で「怖くないですよ〜」と連呼！ そこは世界観を貫かないんですね（笑）。拍子抜けしすぎて、逆に楽曲と真反対のメンバーのキャピキャピ感に萌えました。

■リリックホリック歌劇団　“デビューほやほや、V系アイドル”

　ゴシックな衣装を身にまとうビジュアル系アイドル。完成度はまだまだという感じだったが、ユニゾンが多いアイドルの中で、ハーモニーで歌おうとしている点に、ビジュアル売りではない、アーティストとしてのこだわりが見えた。ライブ中、曲が1曲飛ばされるというトラブルがあったようだが、あたふたした感じもなく、さすがはトリを飾るだけのことはあると思ったのも束の間、実は8月にデビューしたばかりだという。どうりで“まだまだ感”があるわけだ。伸び代の大きさを感じただけに、今後も注目していきたい。

――今回のアキドラ 1st Anniversary アイドルLIVEを盛り上げたアイドルたちは、アキドラで随時開催されているライブイベントにも出演している。入場料も無料〜500円（今回は500円）と、お財布に優しいので、アイドルとの出会いの場として、秋葉原の新名所にぜひ足を運んでみてはいかが？
（取材・文／桜井飛鳥）

 
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