アイドルがアニメ制作に挑戦! ℃-uteが手がけるオリジナルアニメの“ぶっとんだ内容”とは?

1408_cute.jpg『℃-uteのチャレンジTV』公式サイトより。

 これまで、BS-TBSの番組『℃-uteのチャレンジTV』で、ダイエットやグッズの在庫販売、落語にチャレンジしてきたアイドルグループ・℃-ute。8月28日放送分では、オリジナルアニメ制作に挑戦した。

 ハロー!プロジェクトのアイドルが出演した『きらりん☆レボリューション』、AKB48のメンバーが出演した『AKB0048』……と、アニメ声優にチャレンジするアイドルはたびたび見られるが、アイドルがアニメを制作するというのはめったに見られないのでは。そのような中で、℃-uteはどのようなアニメを制作したのだろうか。

 今回は、「COOL JAPAN」を世界に発信するというお題目のもと、メンバーがそれぞれ役割を決めてアニメ制作に挑戦した。

 まずはメンバーで話し合った結果、℃-uteをアピールする狙いも込めて、グループの代表曲「君は自転車 私は電車で帰宅」をテーマにすることが決定。脚本は中島早貴を中心に萩原舞と岡井千聖がサポートする形で担当。キャラクターデザインは矢島舞美と鈴木愛理が描くことになった。

 脚本は中島の「英語を入れたら面白くなるかな、英語の授業とか」というアイデアで、「英語の補習を受ける男女」という設定に。ほかメンバー曰く「ぶっとんだ物語」になっているという。

 一方、矢島と鈴木が担当したキャラクターは、長いアゴとリーゼントが特徴の男子生徒・阿吾長志(あご・ながし)くんと、おさげの髪がキュートな女子生徒(名前不肖)、ちょんまげ姿の外国人英語教師という、こちらもパンチのきいたキャラクターを仕上げた。

 さすがに動画は専門家に依頼したものの、メンバーは動画完成後にアフレコに挑戦。登場人物は3名なので、メンバーの組み合わせを変えて2バージョンを製作することとなった。

 まず、男子生徒を矢島、女子生徒を萩原、教師を鈴木が担当し、もう1バージョンは男子生徒を岡井、女子生徒を中島、教師を矢島が担当することとなった。萩原は前出の『きらりん☆レボリューション』などで声優を経験しているが、ほかメンバーはほぼ初めてのアフレコ体験。みな、自ら監督となり、何度も映像を見直したり、声を録り直したりしながら、自分が納得するまで収録を行った。結局、3分30秒の作品に2時間以上をかけることとなった。

 そうして完成したのが「君はバイシクル 私はトレインでGO HOME」。英語の補習のなかに「君は自転車 私は電車で帰宅」のキーワードとなる、自転車や電車、自動販売機を登場させながら、なぜか女子生徒と男子生徒の告白合戦に展開! しかし、急転直下ながら最後は心温まるストーリーとなった。オチを飾る相思相愛の男子生徒からの告白の言葉もポイントだ。

 声優に挑戦し、まためったに携わることができないアニメ制作をしたりなど、今回の放送は℃-uteのメンバーたちにとって貴重な機会だったのでは。これがきっかけでメンバーの誰かが、アニメや声優の分野に興味を持ってくれたかも。彼女たちの今後の活動に、アニメや声優といった分野が増えることに期待したい。

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