寸劇からヲタ芸、白塗りアイドルまで登場!?　アキドラ1周年ライブで発掘した個性派アイドル7選

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白塗りのアイドルが登場!?

　8月24日、AKIHABARAドラッグ＆カフェ（アキドラ）で、オープン1周年を祝う「アキドラ 1st Anniversary アイドルLIVE」が開催された。

　22日にリニューアルオープンしたばかりのアキドラは、その名の通り、秋葉原にあるダイコクドラッグストアを併設するメイドカフェ。アキバカルチャーの新名所というだけあり、メイドカフェには、アイドルライブを楽しめるステージも。カフェで働くメイドだけでなく、地下アイドルの定期公演や対バンライブも行われている。アリスプロジェクトの新人アイドルユニット、スライムガールズが、平日17時から毎日ライブをしている場所と言えば、聞いたことがあるというアイドルファンも多いのではないだろうか。

　そんなアキドラで行われた今回のライブは、約4時間にもわたり、総勢19組の地下アイドルが登場するという、規模の大きいイベント。個人的に、こういうイベントの取材はありがたい。気がついたらアイドルライターと呼ばれるようになってしまった筆者だが、それなりに名前が通ったアイドルの取材が多いため、細々した地下アイドルの存在は、なかなかチェックができない。いまだに数が増え続ける地下アイドルにざっと目を通すのには、こうした対バンライブが、ちょうど良い“アイドル見本市”になってくれている。

　そして、今回の対バンライブはアキドラのチョイスが、また結構いいのだ。まだまだユニットの勢力が強いアイドル業界だが、出演者の半分弱はソロアイドルだったし、正統派タイプから個性派まで、面白いアイドルたちがまんべんなく揃っていた。まさに、絶好の“アイドル見本市”といえるアキドラ 1st Anniversary アイドルLIVEより、特に気になったアイドル7組をピックアップしようと思う！

■秋葉原マーベルエール隊　“ライブの出だしがまさかの寸劇!?”

　ステージが始まるなり、いきなり寸劇が始まったので、思わず「！！！？」となってしまった。内容は、「好き」と伝える告白を練習するが、上手く言えず、さまざまなハプニングで、なぜかメンバーに次々と告白して行くというもの。主人公（？）のメンバーが、緊張のあまり、茨城弁で告白してしまうシーンも面白い。最後は、「メンバーみんなで言えば大丈夫だよ」という話になり、歌へと繋がる。まさかのライブの出だしに、ほかにも寸劇のレパートリーがあるのか、気になるところだ。

■メグリアイ　“かわいい系から美人系まで”　※個人的にキュン殺される

　楽曲も含めて正統派に属するアイドルだが……。筆者は初見のアイドルのライブを観る時、どの子がかわいいなどとアイドルのビジュアルは気にしないタイプなのだが、このグループは、全体的に見た目のクオリティーも高くて目を引いた。個人的には、メンバーにかわいい系から美人系まで揃っていて、幅広く好みのタイプをカバーしてくれているのがポイント！　筆者としては、今回の対バンライブの中で、1番の“メグリアイ”でした。

■涙-NAMIDA-　“え？ そのパフォーマンス、MCでスルー!?”

　最初の曲がしっとりとしていて、ダンスもしおらしく可憐だったので、おしとやかなユニットなのかと思えば、次の曲では、魔法少女が持っていそうなステッキを使って元気よく踊る。さらに3曲目ではタオルをぐるぐると回し、結果的に熱いライブを展開。登場時の印象とのギャップが面白かった。そして、1曲目でメンバーが観客に配っていた手紙は何だったのか……。MCでも触れられなかっただけに、余計に中身が気になる。

 
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