地下アイドルが多く所属するアリスプロジェクトの看板ユニットである「アリス十番」でトップの人気をほこる立花あんな氏に殺害予告をはじめ、Twitterで過激な投稿をし続けた容疑者が逮捕された。
主な犯行動機は、Twitterでフォローしてもらえなかったから、という耳を疑ってしまうような幼稚な理由らしい。
近年アイドルの売り出し方そのものが変わり、小さな会場でのライヴイベントや握手会などを繰り返すことでタレントとファンの物理的な距離が縮まった。SNSの誕生で物理的な距離から精神的な距離までも縮まった感がする。ここにファンを暴走させる引き金がありそうだ。
「ここ最近はアイドルとの距離が近くなったことで、暴走してしまうファンが後を断ちません。Twitterにあげた画像からアイドルの家を割り出し、その最寄り駅で待ち伏せして告白するなんてケースも出てきているくらいですから。SNSの管理は事務所側が相当神経を使わないとタレントの身が守れなくなるかもしれませんね」(アイドル事情に詳しいライター)
今回の件だけではなく、このところファンのマナー、モラルというのが問題視されることが増えてきている。
ごく一部のファンの暴走により、清く正しく応援しているファンや、頑張っているアイドルにも暗い影を落としてしまうことになる。
今回の事件は昨年の五月より始り、11月に警察が容疑者を割り出し、警告していたという。しかし、その後も容疑者は過激な投稿をやめず、逮捕となった。容疑者を犯行に駆り立てたものは本当はなんだったのだろうか。
こういったファンを出さないよう、大きな事件に発展させないよう、業界全体で考えるべき問題なのかもしれない。
(文=Leoneko)
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