「社内では、“コミケ出展でディズニーが二次創作を公認している”と見られるのを心配する声が根強く聞かれるんです」(ウォルト・ディズニー・ジャパン関係者)
今回の出展はあくまでも映画の宣伝であり、二次創作を黙認するかもしれないが、存在を公認するわけでないのは当然。しかし、“ディズニーがコミケに来る=同人誌を認めた”と誤解する人もいないわけではない。さらに、コミケという「なんでもアリ」な空間ゆえに、困った人が来た時の対策も練られている。
「ああいった空間ですから、ミッキーのコスプレをして“やあ、ボク、ミッキー”とやってくる参加者も、1人や2人ではないでしょう。そうした人が来たときの対策も(社内で)話し合われていますよ」(同)
なんでもアリなコミケゆえ、ミッキーのコスプレどころか、痴女まがいのエロコスでやってくる参加者がいる可能性もゼロではない。他方では、著作権問題の論争を始める厄介な人が訪れることも想定して、対策が行われているとの噂も。
あくまでも、ディズニーによる今回の出展は映画の宣伝のため。ちゃんとしたコミケ参加者ならば、ディズニーの気持ちもくんで、ハメを外しすぎないようにしてほしい。
(取材・文/三途川 昇天)
ミッキーのエロコスが来たらどうする!? コミケ初出展のディズニーが頭を悩ます問題のページです。おたぽるは、マンガ&ラノベ、その他、出版業界事情、ホビー、コミックマーケット、エンダーのゲーム、ディズニーの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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