中国のコスプレイヤー、最低限持つべきスキルが厳しすぎ! 「興味だけでは不十分」!?【中国ニュース】

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「你知道做一名合格的coser需要配备哪些技能吗?仅凭兴趣可不行哦」より

「興味だけでは不十分。コスプレイヤーになるにはスキルが必要である」

 つまり、キャラが好きだからというだけでコスをしてはいけないということなのか? そんな辛辣なタイトルの記事が中国の『腾讯新闻』に登場しました。

 コスプレイヤーになるためには何が必要かを語る、この記事。ここではコスプレの価値がやたらと高めに評価されています。「コスプレは二次元と三次元をつなぐハブである」「二次元文化のもたらすものをより深く感じることができる」というのです。

 この記事ではコスプレを好む人が増えること自体は歓迎しながらも、新参が増えたことによって問題が発生しているといいます。というのは「新参は、いくつか既製品の衣装を買ってイベント会場を歩き回るだけだと思っている」というのです。そして「既製品で会場を歩くだけがコスプレだというヤツは、本当のコスプレをしらない」といいます。

 なんとも面倒くさそうな「古参」が書いているのか? みたいな記事。記事はここでは終わらず、本物のコスプレイヤーに必須の三つのスキルを紹介するのです。

 一つ目は「裁縫の技術」です。ネット通販で衣装を購入すると、身体にフィットしない場合があるので自身で修正が必要になること。また、会場で衣装を傷つけた場合には自分で修理できなければ「いくつかの恥ずかしい状況」が発生するといいます。

 次に「メイク」です。とりわけ、男性レイヤーは女性レイヤーに比べるとメイクの技術が劣っています。そこで、有料でメイクをしてもらうこともあるようですが記事ではこれを戒めます。というのも、一回ごとのメイク代は高くなくとも積もればばかにならないので、男性であっても自分でメイクを覚えたほうがいいといいます。さらに記事では「一年もメイク代を節約して貯めたら、高価な衣装が買える」とも。そんなにメイク代はするものなのか……?

 最後に「模倣」です。記事では、裁縫やメイクの技術がいくらあってもキャラになりきれなければ意味がないといいます。それは、衣服だけでなくポーズも含めてです。ようはキャラコスをした人間ではなく、二次元から飛び出したかのようになりきっているレイヤーにならなくてはいけないということなのです。

 日本と比べると、どこか必要以上にスキルが要求される中国のコスプレイヤーたち。中国には美しいレイヤーが多いと聞きますが、理由がありましたね。
(文=中国ニュース取材班)

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