増岡弘が「高齢のため」、『サザエさん』マスオ役と『アンパンマン』ジャムおじさん役を卒業【長寿アニメ声優の高齢化】

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サザエさん公式サイトより

 声優の増岡弘さん(82)が、『サザエさん』のフグ田マスオ役と『それいけ!アンパンマン』のジャムおじさん役を卒業することが明らかになった。後任の声優ついては、マスオ役は『ドカベン』の山田太郎役などで知られる田中秀幸さんが、ジャムおじさん役はめいけんチーズ役の山寺宏一さんが務めるという。

 卒業の理由は「高齢による卒業の申し出」とされており、かねてより懸念される“長寿アニメの声優の高齢化問題”が再びクローズアップされている。

『サザエさん』は今年50周年を迎えただけあって、磯野・フグ田家の“中の人”の高齢化が進んでいる。放送開始以降、一貫して主人公・サザエの声を務める加藤みどりさんは現在79歳で、同じく放送開始からのメンバーであるタラオ役の貴家堂子さんは現在78歳。ほかのキャラクターについては、担当声優の死去などで声優が交代しているが、それでも声優の平均年齢は67歳。『サザエさん』の放送が続く限り、声優が交代するという事態は避けられないだろう。

『それいけ!アンパンマン』も放送開始から今年で31年目。ほか、27年目の『クレヨンしんちゃん』、29年目の『ちびまる子ちゃん』などといった長寿アニメも声優の高齢化といった問題をつねに抱えている状態だ。

 今回の増岡さん、また2018年に『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役だった矢島晶子さんが自ら降板を決めたように、生前にバトンタッチするケースが近年増えているが、突然メインキャストが亡くなるケースも少なくない。『サザエさん』で波平を演じた永井一郎さん(享年82歳)、『ちびまる子ちゃん』でさくらさきこを演じた水谷優子さん(享年51歳)、『それいけ!アンパンマン』でドキンちゃんを演じた鶴ひろみさん(享年51歳)などがそうで、この場合は、声優が欠けてから後任を探す対応をするしかない状態だ。

『ドラえもん』のように、メインキャストを一新すれば問題は大分解消されるが、声優陣を大体的に変えた場合、新たな声が視聴者になかなか受け入れられないという問題も発生する。馴染みあるキャラクターの“声”を変えることは、そうやすやすとできるものではないだろう。

 90年代半ば以降に放送が開始した『ポケットモンスター』シリーズ、『名探偵コナン』といった作品もいずれ同様の事態になる。“長寿アニメの声優の高齢化問題”は、これからもアニメファンや関係者が向き合い続けなければならない問題だ。

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