最近、スマホと共に当たり前に持っている人が増えてきたタブレットPC。電子書籍は読めるし、アニメもスマホより大画面で見ることができるから便利この上ない逸品だ。
だが、その市場をめぐっては様々な動きがある。なんとGoogleが昨年リリースした「Pixel Slate」を最後に、オリジナルタブレットから撤退することを発表したのだ。このタブレット、日本では未発売でいつ上陸するのかも気になっていたアイテムだけに、結局触ることもないままに消滅とは……。
ノートパソコンに比べて持ち運びが便利なタブレットPCだが、その人気は、“高機能高価格”か“そこそこ機能的で低価格”かに二極化している。要は、AppleのiPadを買うか、2万円台で買えるHUAWEIを買うかということである。
実際、タブレットPCで絵まで書くというなら、高機能高価格な製品を選んだほうがいいが、ゲームをやるとかマンガやアニメを観る程度ならば安いものでも十分機能は果たせる。
ただ問題は、低価格であれば消耗品と割り切ることである。いまだタブレットPCはPCであるがゆえに長く使える耐久消費財としてみられているが、もう消耗品と考えたほうがいい。
そうなると、選びたいのはユーザーの買い換え時期に新製品が出ていそうな会社の商品。でも、Googleまで撤退するような生き馬の目を抜く状況だと、いったいどこを選べばいいのか。
オタクの必須アイテム選びは結構大変だ。
(文=大居 候)
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