『ディアブロ』の新作が世界で炎上!?「BlizzCon 2018」でも大ブーイングが巻き起こった理由とは?

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『ディアブロ イモータル』公式サイトより

『World of Warcraft』『StarCraft』『ハースストーン』『オーバーウォッチ』など、多くの名作を生み出したBlizzard Entertainmentを知らないゲームファンはいないだろう。MMORPGの先駆けともいわれる『ディアブロ』シリーズも代表作の1つ。しかし同シリーズの新作が発表されるやいなや、世界中で大ブーイングが起こり大炎上しているという。

 そんな歴史的な“事件”が起こったのは、今年11月に開催されたBlizzard Entertainmentのゲームイベント「BlizzCon 2018」。同イベントの中で発表されたのが、現在ナンバリングタイトルが“3”まで発売されている『ディアブロ』の新作だった。スクリーンにタイトルが映し出されるや、詰めかけたゲームファンからは歓声が。ところがそのすぐ後に、新作ゲームが“ソシャゲ”であると発表される。

 恐らくBlizzardの熱狂的なファンしか参加していないであろう同イベントだが、会場では前代未聞の大ブーイングが。さらにQ&Aに移ると、来場者からは「これはみんなを驚かせるための季節外れな“エイプリルフールジョーク”なのか?」という皮肉も飛び出している。そして「本当にPC版では出さないの?」という質問には、開発者が「きみたちは“携帯電話”を持っていないのかい?」と返す始末。楽しいはずの「BlizzCon 2018」は、大荒れのうちに終わってしまった。

 ちなみに今回発表されたソシャゲ版『ディアブロ』のタイトルは『ディアブロ イモータル』。YouTube上で公開された同ゲームのトレイラーもたちまち炎上し、11月12日現在で低評価61万、高評価2.3万という中々見られない評価を獲得している。

 コメント欄も大荒れで、「彼らは自ら墓を掘った」「子どもの頃から大好きなゲームブランドなのに、こんなことになって悲しい」「PCにダウンロードしたブリザードのゲームを全て削除した」「これほど効率的にブランドを破壊する方法があっただろうか」「R.I.P.ブリザード」といった批判が続出。世界中の人々を巻き込んだ炎上劇に発展した。

 さらにゲーム開発は、『荒野行動』でお馴染みのNetEase。『荒野行動』はPUBG Corporationから著作権侵害などで訴えられたいわくつきのゲーム。そのため今回の『ディアブロ イモータル』には、日本のネット上でも「こんなん炎上するに決まってるじゃん」「なぜ企画段階で誰も望んでいないことに気づけなかったのか……」との声が上がっている。

 果たしてBlizzard Entertainmentは信用を取り戻せるのか、今後の動向にも注目したい。

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