『NieR:Automata』とamazarashiのコラボ楽曲『命にふさわしい』 の衝撃的なMVが公開！【ざっくりゲームニュース】

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YouTube「NieR: Automata meets amazarashi “命にふさわしい” Music Video」より。

　株式会社ソニー・ミュージックレーベルズのレコードレーベル「ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ」は、所属アーティスト・amazarashiのニューシングル『命にふさわしい』のミュージックビデオ(MV)を公開した。本楽曲は2月23日に発売を控えるPS4向けアクションRPG『NieR:Automata』とamazarashiの共創プロジェクト「NieR:Automata meets amazarashi」の一環として、ボーカルおよびギターを担当する秋田ひろむ氏が書き下ろした楽曲で、今月22日にリリースを予定している。

　ゲーム好きとしても知られる秋田氏は、『NieR』シリーズのディレクター・ヨコオタロウ氏を自身のライブに招待しており、この時ヨコオ氏がコラボ作品として新楽曲と絵本の制作を提案したという。ヨコオ氏原案によるMVは、まさにamazarashiと『NieR:Automata』のテーマが融合したような、独特の世界観となっている。

　舞台は『NieR:Automata』の世界。遠い未来で、とあるロボットが工場の設備を操作し、延々と人形(ドール)を破壊する光景が描かれる。最初こそロボットは淡々と人形を破壊し続けていたが、美しかった人形が儚くも無惨に破壊される光景を見るうちに感情が芽生えたのか、最後には指令に抗おうとするような描写も。MVには、球体関節人形作家の吉田良氏監修によって制作された200体もの人形が使用され、そのすべてが穿通、切断、爆破といったさまざまな手段で破壊されている。秋田ひろむ氏は『命にふさわしい』を制作するにあたって、『NieR:Automata』と共通する「命を投げ出すに値するほど、大切なものは何か」というテーマを掲げており、このテーマはMVでも一貫して描かれている。

　あまりにも衝撃的なMVの内容は、各方面で大きな反響を呼んでいる。Twitter上においても、「物悲しいけど、綺麗でもあった」「どうしようもない罪悪感に満たされる美しいMV」「狂気と寂しさと安らぎが合わさったよく分からない感情に支配される」と反応は様々。人によっては大きなショックを受ける可能性があるので注意は必要だが、撮影に使われた人形は供養も行われているとのこと。ヨコオ氏が「ダメだったらごめんなさい。でも、今回のコラボが何かの形で皆様の心に触れる事が出来るといいな、と願っております。」と公式サイトでコメントしているように、各々の感性でMVを視聴してみてはいかがだろうか。

■今回紹介したゲーム情報関連の公式サイト・参考サイトは以下より
・NEW SINGLE『命にふさわしい』 / amazarashi
http://www.amazarashi.com/inochinifusawashi/
・『NieR:Automata』公式サイト
http://www.jp.square-enix.com/nierautomata/