μ’sファイナルシングル、ジャニーズには一歩譲るも2位の快挙!! さらにランキングTOP10の半分が女性声優!!

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「MOMENT RING」（ランティス）

　今月8日に発表されたオリコン週間CDシングルランキングによると、2日に発売された『ラブライブ！』（TOKYO MXほか）の声優陣によるユニット、μ’s（ミューズ）の“ファイナルシングル”「MOMENT RING」が初週で9万6,479枚を売り上げ、自己最高位タイの2位にランクインした。これには「素晴らしい」「素直にうれしい」「にっこ にっこ 2位～」と、ファンは喜びの反応を示した（1位はKAT－TUNの「UNLOCK」で約19万5,000枚を売り上げている。

　2010年6月に結成された9人組の女性声優ユニットμ’s。同年8月に発売されたグループ1枚目のシングル、「僕らのLIVE 君とのLIFE」は、オリコン最高順位は167位と、ほとんど知名度のない状態から始まったこのユニットは、2ndシングルで74位、3rdシングルで62位、4thシングルで31位、5thシングルで30位と徐々に人気を上げていく。

　そして2013年に『ラブライブ！』のTVアニメが始まると、μ’sの人気は爆発。μ’sが歌うアニメのOPテーマ、EDテーマ、挿入歌はオリコンランキングTOP10入りの常連に。15年末にはついに『NHK紅白歌合戦』出演という華々しい活躍を果たし、今回のファイナルシングル発売にいたった。また、3月31日、4月1日には東京ドームでファイナルライブが予定されているが、解散ではなくあくまで“集大成”ということなので、もしかしたらなんらかの形でこれからもμ’sの新しい音源は聴けるかも!?

　これだけの超人気グループということもあり、全国のμ’sファンは今回の発売に関して「ファイナルシングルは1位とらせてやるぞ！」「最後に1位にしてあげたい！」「ラブライバーの皆さんなら当然本気出すよな？」「9枚買ったお」と意気込んでいたが結果は2位とKAT－TUNに敗北。とはいえ、今回はKAT－TUNも、メンバー田口が抜ける前の最後の4人でのシングルだっただけに、天下のジャニーズのラストシングルと競い合えただけでも大健闘だと、μ’sとラブライバーを称える声が上がっている。

　また、この週のオリコンCDシングルランキングにはほかにも驚くべき事態が起こっているのをご存じだろうか？ なんと『アイドルマスター シンデレラガールズ』（TOKYO MXほか）のキャラクターシングルが5作品もトップ20位にランクインしている。

　ランキングは二宮飛鳥（CV青木志貴）の「043 二宮飛鳥（共鳴世界の存在論）」が7位、大槻唯（CV山下七海）の「041 大槻唯（Radio Happy）」が8位、五十嵐響子（CV種﨑敦美）の「045 五十嵐響子（恋のHamburg♪）」が9位、相葉夕美（CV木村珠莉）の「044 相葉夕美（lilac time）」が10位。中野有香（CV下地紫野）の「042 中野有香（恋色エナジー）」も11位となっている。これにより、μ’sと合わせるとオリコンのTOP10のうち、半分を女性声優が占めるという快挙達成。この記録に「アニメヲタクと声優ヲタクは強いな！」「アニメの完全勝利だぜ！」「オリコンはもはやアニメランキングとなっているな」との声が。

　今週のランキングを『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）や『CDTV』（TBS系）で見るのが楽しみだ。