ベッキーも縛りが爆発して不倫!? 芸能界に“交際・恋愛禁止ルール”は必要なのか!?

1601_idol.jpgベッキーのInstagram(becky_dayo)より。

 交際禁止だったはずのアイドルグループの元メンバーがファンと交際。マネジメント会社が「規約に違反した」として、元メンバーの女性と交際相手の男性らに約990万円の損害賠償を求めた訴訟について、1月18日、東京地裁が判決を下した。その判決は「異性との交際は幸福を追求する自由のひとつ。アイドルという特殊性を考慮しても、交際禁止は行きすぎ」とし、訴えを起こした会社側の請求は棄却。つまり、交際をした女性に軍配が上がったこととなる。

 ネット上ではこの判決に対し、「当然のこと。アイドルがつき合ってたとしても、それを過剰に叩くのは人権侵害だわな」「幸福追求権とか基本中の基本だから当然だね」「交際相手にまで金求めるのは、どう考えてもおかしい」と賛同する意見や、「傷モノの商品なんて誰が買うんだ、バカか」「自分を売りにする以上、最低限守らなければいけないルールがある」「最初に契約書に判子押したの誰だよ」と判決に不満を持つ意見とが入り乱れているようだ。

 ほかにも、「恋愛は合法かも知れんが、アイドル続けたりはできんわな」「大抵の会社はアルバイトを禁止しているが、この判決だと『アルバイトを禁止するのは行きすぎ』という解釈になる」など、さまざまな声、解釈が見られる今回の判決。アイドルを商品ととらえるか、人としてとらえるかで、答えは変わるようだ。

 2012年、元アイドルの女性が19歳のときに、会社と「ファンと交際したら損害賠償を求める」という契約を結び、活動を開始。しかし、13年の暮れ頃からファンと交際を始め、14年7月に辞める意思を伝えた。それを踏まえ、会社が「違反により信用を傷つけられた」と提訴し、裁判へともつれ込んだ。

 上記の判決では「交際禁止は行きすぎ」となったが、昨年9月に行われた同様の裁判では、東京地裁はアイドルだった少女に対し、65万円の支払いを命じている。会社側の指導不充分により、当初の約510万円からは大幅に減ってはいるものの、判決自体は会社側の勝利だ。この判決は大きな話題を呼び、テレビ各局でアイドルの交際について議論。ファンとの交際により、AKB48からHKT48に移籍となった指原莉乃も『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、「恋愛禁止ってやめませんか」と発言した。当然のことながら、「お前が言うことではない」など声も上がったが、“恋愛禁止条例”を掲げるAKB48グループ「総選挙」1位という立場を考えれば、勇気ある発言だったようにも感じる。

 また、今回の「行きすぎ」判決を受けて、「ベッキーも恋愛してこなかったから、ああなったんだろうし」という声も。

 決してアイドルという位置づけではないベッキーだが、サンミュージックの稼ぎ頭であり、交際発覚がもたらす事務所の損害は計り知れない。事実、「週刊文春」(文藝春秋)の“ゲスの極み乙女。・川谷絵音との不倫騒動”スクープにより、CM契約をしていた太田胃散が1月7日、ローソンが8日にCMを差し替えを発表。さらに14日、ローソンは契約解除、花王も1月中に契約終了し、延長予定もない。2月以降、CM放送の予定は1社もなくなる状況に陥ってしまったのだから、事務所に与えたダメージはとてつもなく大きい。

 ベッキーは芸能界にいるハーフを集め開催する“ハーフ会”のリーダー的存在。昨年、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の人気企画「BISTRO SMAP」に、ウエンツ瑛士、ローラ、ホラン千秋らハーフ会メンバーと一緒に出演した際には、同会に「恋愛禁止のルールがある」という旨の発言を行っていた。ベッキーとウエンツで決めたルールらしく、「ノリでやってるんだけど、本当はない」とは言っていたが、ベッキー自身、恋愛を抑制していた可能性はあるはずだ。仮にそれが爆発した結果が川谷との不倫なのだとすれば、恋愛禁止のルールなどないほうがいいだろう。

 今回の判決、ベッキーの不倫騒動。交際・恋愛のルールが、今後の芸能界の課題なのかもしれない。

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